こんどのはあのベネトンキャンペーンのフォトグラファー Oliviero Toscani の撮った写真。前回の白黒は同じくイタリア人ですが、シャロン・ストーンの写真で有名な Emanuele Scorcelletti のだった。ちょっと怖かったですね、アレ。
本日の(まるっきり左な)フランス大統領選挙速報は、夜にでも。。。なお夕食後に追加した映像は、もしかしたら仏国市庁舎に掲げられうる額縁だそうで、TSS運動も活発なようである。
*
さて、結局バイルー・ロワイヤル討論は土曜の午前11時にパリのウェスタン・ホテルで行われることになった。ジャーナリストも参加して質問するし、RMCラジオとBFM TVが同時中継だそうです。
カナル・プリュスが放映をあきらめたのは、CSAの候補者発言時間制限が問題だったわけではないようだ。プレッシャーでしょう。最終的中継決定の知らせを聞いたサルコは "Canal+ m'obéit, voilà une bonne nouvelle / カナル+は言うことをきく。いいニュースだ。" といったそうですが、これはアイロニーなんでしょうか?正直わからん。
まあ、このバイルーとロワイヤル討論は、中道と社会党の反サルコジ同盟お披露目みたいなもんだね。ただUDFの議員29名のうち19名はすでにサルコ側についている。バイルーの決断はリスキーではあるが、彼だって馬鹿じゃない。将来の見通しがなければ決して動かないトラクター・リアリズムの男だ。
結局のところ、極右票ばかりかき集めたサルコの計算が極めて時代遅れだったと思う。まあ、選挙結果を見てみないと分かりませんが、メディアさえ抑えれば勝てるという油断は結局高くつくんだ。フランス人を馬鹿にしてはいけません。
今日の猫屋はベランダ用植木を買いに国立図書館横のトリュフォーまで出かけたんだけど、なんともいい天気でパリ住民もみんなリラックス。通りがかったご婦人グループが、セゴ・スパースターって Tシャツをプリントしてみんなで着ようか、なんて楽しそうに話してたよ。
というわけで予定の翻訳は今夜もできませんね。あしたのTV見るもん。といってもウチ無料TVしかないんですが、BFMってネットTVなんだろうかTNT なのか、調べよう。見つけたよコレだ。BFMTV 朝11時ですよ、11時。日本時間では夕方6時か。
**
ええと今のところ、
NSサポーターの追加:エンリコ・マシアス、ファイナンシャル・タイムス、もう一回書いちゃうけどベルルスコーニ
SRサポーターに追加:Spartacus(バイルー支持を表明してた社会党内シンクタンク、なお左派レゾ・ヴォルテールについては未確認)、マルティテュード、フィリップ・ソレルス、BHL(奥さんがセゴファン)、アリアンヌ・ムヌーシュキン/Ariane Mnouchkine(演劇家)、エメ・セゼール(詩人)、テクノ系PME(中小企業家)
以下に貼っつけるのは、ル・モンドからNSのメタモルフォーズ。自己中男として描かれてるわけですが、ル・モンドはサルコを見捨てたのね。これにはSG版もあるのですがあんまり面白くない。
こちらは、ドミニック・ストラス・カンについての記事。今のところ、この経済学教授が仮想SG政権での首相候補ナンバー1か。バイルーが首相では内閣組めないだろう。
LE MONDE POUR MATINPLUS | 27.04.07