ELB;エリック・ル-ブッシェによる経済系記事ふたつクリップです。まずは、形式の断絶、根底的断絶
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もうひとつは、キャピタリズムのアキレス腱
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えい、もう一丁。バカンスのない国家
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ELB;エリック・ル-ブッシェによる経済系記事ふたつクリップです。まずは、形式の断絶、根底的断絶
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もうひとつは、キャピタリズムのアキレス腱
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えい、もう一丁。バカンスのない国家
投稿情報: 2007-06-30 カテゴリー: Economics/経済, Monde / 世界 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
Women In Art
Vinci, Raphael, Titien, Botticelli, Giovanni Antonio Boltraffio, Dürer, Lucas Cranach Elder, Antonello da Messina, Pietro Perugino, Hans Memling, Le Greco, Hans Holbein, Fyodor Stepanovich Rokotov, Rubens, Gobert, Caspar Netscher, Pierre Mignard, Jean-Marc Nattier, Élisabeth-Louise Vigée-Le Brun, Sir Joshua Reynolds, Franz Xaver Winterhalter, Alexei Vasilievich Tyranov, Vladimir Lukich Borovikovsky, Alexey Gavrilovich Venetsianov, Antoine-Jean Gros, Orest Adamovich Kiprensky, Amalie, Corot, Manet, Flatour, Jean Auguste Dominique Ingres, William Clark Wontner, William-Adolphe Bouguereau, Comerre, Leighton, Blaas, Renoir, Millias, Duveneck, Cassat, Weir, Zorn, Alphonse Mucha, Gauguin, Matisse, Picabia, Klimt, Hawkins, Magritte, Dali, Malevich, Merrild, Modigliani, Picasso.
ん?女性作家の作品も入ってるかも。自信なし。
投稿情報: 2007-06-30 カテゴリー: Art | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
今月23日夜半に書き上げたエントリをアップ・ロードしそこなってから、なにやら嫌筆(いや正確には嫌入力になるのか、、)状態である。あいかわらずいい加減な仏語で喋り捲っての近所迷惑症候群のほうは、いつもと同じペースであるから失語症ではない。
まあ、忙しかったこともあるし、ちょっとショックというかヘンなストレス背負い込む小事件もあって、こういうときの回復力はたしかに衰えている気がする。気にしない、というのは昔より案外簡単にできるが、身体的にはキツイ。(今年になって一ヶ月あたり100ユーロ以上上がった)アパート管理費はしばし滞納に決めて、夏のバーゲン初日にギャップのジーン(43ユーロ)と競泳用水着二着(計約60ユーロ)買って、それから、もう一度元気の素!うな丼を食べに行ったんだけど、今回はいまいち効き目が薄かった。
行きつけのプールで老人が心臓麻痺を起こして死亡。結果プールが数日閉鎖になって、なんだかずるずる水泳もサボってたんだけど、今日は気分を取り直して再開。いつものメニューでクロールばかり1800メートルを30分かけてゆっくり泳いだ。ちっとも早くならない。となりでティーンエイジャーがめちゃくちゃ泳法のブラス(平)でアタクシを追い抜くのには、やはりなんといっても心が痛むのであった。ま、許してやる。
なんだかこの頃人がよく死ぬ。世代交代か。うちのアパートだけでも、今年で3人の知ってる年寄りが死んで、最近太り始めた2階の隣人(ほぼ同世代)と、次は自分たちの番なのかなあ、などと会話。
そういえば、ユーロディズニーでも14歳の少女が、ジェット・コースター(ロックンロール・マウンテンとかなんとか言う名前で、これは乗ったことない)に乗ってて、いわゆる自然死してる。原因はいまのところ不明。TVでは報道しなかったようで、K夫人はセシリア担当報道官(もとディズニーランド勤務)と関係あるんじゃないかと、言ってる。ありうる。
これも3日ほど前だったけど、30歳代の管理職男性が、勤務先の野外パーキングの自家用車に19ヶ月の娘を残したまま仕事をして、帰ろうとして車に乗ったら、娘が熱中症で死んでいた、という事件があった。要するに朝、保育園に寄るのを忘れたのだ。仕事のスケジュールでアタマが一杯だったのかもしれない。事件後、若い父親はショックで入院とラジオでは言っていた。個人ブログで仕入れた情報によると、自家用車の窓は黒い不透明なヤツで、外からは見えなかったらしい。ひどい話だ。19ヶ月って、いちばんかわいい頃だよな。
今年の最低賃金上昇率は2パーセントちょっと、つまり公式インフレ率しか上がらない。手取りの最低賃金は1000ユーロ。共稼ぎで所得税払わないとしても2000ユーロ。育児手当を見込んで二人子供を作ったとしても、子守や長い休暇や水曜日のスポーツとか音楽とか、これではやっていけないだろう。
一時はタバコ代が上がって(今はだいたい一箱5ユーロぐらい)スモーカーがどっと減ったけど、最近は街中ですってるのがまた増えた。
今週のカナール・アンシェネでは、サルコジの持ってる時計リストと推定値段が記事になってた。セシリア妃の時計の値段もあったよ。大統領就任前のプロトコル、財産公開リストの“宝石等”欄にはたんに“なし”とか記載されてたそうだけど、エリゼ宮の歳出に関しては一切監察がない。
おまけに、仏共和国では初めて、大統領夫人は国庫直のクレジット・カードをゲットしたんだそうだ。ブレガンソンの大統領別荘に、プラダのアタシュ・ド・プレス(報道担当)をつれて週末をお過ごしになられる国母としては、まあ普通なんだろう。
でも東欧で盗まれかけたダブヤ・ブッシュのタイメックスの値段はたしか50ユーロ(あるいはドル)だった気がするけど、実にサルコはブッシュよりもえらいんだよ。Je le vaux bien. 国母セシリア、マリー・アントワネットは無理としても、パリス・ヒルトン並みのポピュラリティは期待できるであろう。
2007年度国家赤字はまた上昇。
別に、ポール・エリュアールの詩をTVインタヴューで引用したり、ジャコメッティの個展に行ってくれ(ポンピドゥー)とは望まないけど、考えるに、やっぱミスキャスティングだ。
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おとなり、ロンドンがきな臭い。ゴードン・ブラウンの裁量に期待するしかない。あれだけ、監視ヴィデオを設置しまくって、でも爆弾つきベンツの存在に気づいたのは通りかかった救急隊員だったと聞いた。
この十年で世界全体での(公式)軍事費が36パーセントだったか上昇したってニュースもあったですよ。どの貨幣で計算してるのかは忘れましたが、しっかり稼いでいる連中はいるんだよね、どこの国でも。
なお、パリも降ったりやんだりの寒い日が続いていて、秋みたい。朝晩はしっかり寒い。関係ないけど、この夏休みには仏語版だけど、ハックル・ベリー・フィン デイヴィッド・コパーフィールドかオリバー・ツイスト(どっちがオススメだろう?)を読んでみようかと思う。先週、なぜか突然に、少年少女世界文学全集の短いのしか読んでないことに気がついたのですよ。(ってか、原文で読んだ英米文学って、ライ麦畑だけだす)。
投稿情報: 2007-06-30 カテゴリー: Economics/経済, Monde / 世界 | 個別ページ | コメント (8) | トラックバック (1)
Rue 89 でドゥルーズの映像をアップしてます。左翼であると言うこと、
Deleuze: "Etre de gauche, c'est percevoir le monde d'abord"
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ル・モンドから;エッフェル塔の入場チケット窓口職員たちが、印刷機の電源を一時的にオフにしたり、PCのechap ボタンを押したりで、チケット売り上げ数が換算されないよう細工し、1996年から2002年の間、12万以上の入場チケット代(約百万ユーロ=約6500万円ですか、、)を着服していたという話です。15人の職員に6月22日に、判決;執行猶予付き3ヶ月から一年の刑、プラス罰金と横領額に金利つきの返済命令、が出ました。エッフェル塔は、凱旋門やヴェルサイユ宮殿とは違ってたしか個人の所有。家族系会社が経営していて、給与上昇要求のストもやってたように記憶しますが。記事タイトルは、エッフェル塔切符売り場職員のプリンターはスロット・マシンだった。
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ローリング・ストーンズ・フォーエヴァー
ル・モンドのストーンズ復習編、映像集です。なおパリコンサートではキース・リチャードが歌詞忘れたりとか大変だったらしいですが、ロン・ウッドが好調、ファンは祭り状態だったそう。ついでですが、White stripes のコンサートもよかったみたいだし、ザ・フーのコンサートに行った友人も「最高!」とか言ってました。この6月はほかにもアエロ・スミス、ルー・リード、メリリン・メンソン、ビョーグはじめ大御所+MikaやKorn、Razorlight などのコンサートが(ユーロ高を狙ってでしょうか)目白押し。しかし、ビンボ猫屋は9月のPolice まで自宅謹慎であります。
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なぜか今頃、ツィガン君登場。(シナリオ通り)ジュリアンが一等賞でしたが、K夫人のご主人(プロ・ミュージシャン)によれば、優勝しちゃうと「ヌーベルスターの、、」というのがずっとついて回る。No2の強みは自由に自分のスタイルを選べるってことだ、そうでありまして、ツィガン君には期待したい。
OUTKASTのHey ya、イントロが長いオバカクリップしか見つからないっすが
投稿情報: 2007-06-24 カテゴリー: France | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
というタイトルの長い長いエントリーを書いたわけなんですが、アップロードしようとしてミスタッチ、みごとに消しちゃった。ははは。応急処置として、トピックとリンクだけ貼っておきます。明日立て直しです。
Pierre Bourdieu dans "Arrêt sur images" le 20 janvier 1996
Analyse d’un passage à l’antenne
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国民アイデンティティと移民省にたいする大学人・研究者・アーティストによる反対署名運動
"Immigration et identité nationale" Une association inacceptable
リベでの署名者リスト:歴史家Jacques LE GOFFの名もあります。
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大学改革
Le projet de loi sur l'autonomie des universités a reçu, vendredi 22 juin, un avis défavorable de la majorité des représentants siégeant au Conseil national de l'enseignement supérieur et de la recherche (Cneser), instance représentative et consultative de la communauté universitaire. Le texte a été rejeté par 19 voix contre, 12 pour et 4 abstentions alors que la FSU (principale fédération de l'Education), le SGEN-CFDT, la CGT, l'UNEF et la FAGE avaient quitté la salle sans prendre part au vote.
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エリゼ宮大統領執務室からのtf1ニュース報道について、
フィガロのエディトリアル《サルコジ革命》
La révolution Sarkozy
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・そんなに急いでどこ行くの?
・欧州ミニ憲法と長期的展望
・セゴレンヌ・ロワイヤルの心痛と仏社会党の見えない将来
・一万円が60ユーロを切ったのだが、、
・ジョギングはやめたのでしょうか
・今夜のおまけ:ジャーナリスト、ギー・ビレンボームの個人ブログ内ヴィデオで、ジャック君がフランス語でしゃべっててびっくり:Jack Bauer in Paris 一番下の映像です。ナポレオン・ソロのテーマも聞けて猫屋満足。
などなど、
投稿情報: 2007-06-24 カテゴリー: France | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
23時46分の速報です。
Chirac dit ne pas pouvoir répondre aux juges sur Clearstream
PARIS (Reuters) - Jacques Chirac ne peut répondre favorablement à la démarche des Juges d'Huy et Pons qui ont souhaité l'entendre comme témoin dans le cadre de l'instruction du dossier dit "Clearstream", fait savoir vendredi dans communiqué le bureau de l'ancien chef de l'Etat, invoquant la Constitution
Il rappelle en outre un communiqué diffusé le 28 avril 2006 par l'Elysée, dans lequel le président démentait "catégoriquement avoir demandé la moindre enquête visant des personnalités politiques dont le nom a pu être mentionné".
"S'agissant des dossiers dans lesquels il aurait été mis en cause pour des faits antérieurs à son entrée en fonction en 1995, le Président Chirac a demandé à son avocat Me Jean Veil de prendre contact avec les magistrats en charge de ces dossiers pour les informer qu'il était à leur disposition pour répondre aux questions qui lui seraient utilement posées", ajoute le bureau du président.
概容です。
“クリアストリーム”事件に関連した、Huy と Pons の両予審判事によるジャック・シラクへの証人とての喚問には応じられない、と元大統領事務所がコミニュケを金曜日に出しました。理由は憲法です。
また、2006年4月28日のコミュニケにおいて、大統領は「名前が記載されている政治人物に関して、一切の調査を依頼した事実を」前面に否定していることを強調。
「関連書類内で、シラク大統領が関与したと思われる件は、氏が大統領職に就任する1995年以前であり、シラク大統領はジョン・ヴェイユ(あるいはヴェイル)弁護士に担当する判事とコンタクトを取り、大統領は有効に提出された質問には答える用意がある、と伝えることを依頼した」と事務室は伝えています。以上
そのまんま訳ですが、意味がわかりません。アブダカダブランテスクです。たぶん、憲法がどういった形で引き合いに出されるのか、またquestions qui lui seraient utilement posées 、という言い回しの示すのがなんなのか、それがアタクシにはわかってないから、わからないのでしょう、きっと。わかるような解説が出てきたら、またお知らせします。
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翌日(23日昼)追加;ル・モンド関連記事です。
えっと、内容を簡潔に書きますと、元大統領シラクは;クリアストリームに関する検事の証人勧告には応じない。なぜなら、この2月に議会を通った国家元首の刑法上のステイタスによれば、大統領職にあった期間の“件”に関しては喚問に答えないですむのだそう。大統領になる1995年以前の話なら、喚問を受けるということ。
RPRの偽雇用の件では、フィリボー予審判事(Philibeaux)による、シラク大統領への証人尋問は、ナンテール裁判所において秘密裏に行われる。(シラク自筆サインつきの手紙があって、この中でシラクは、RPR党の仕事をよくこなしたパリ市庁職員(女性)の昇給を依頼しているそうです)
クリアストリームに関する喚問を拒否した件も、このナンテールでの喚問で扱われるようです。憲法の67条の1 “大統領は、大統領職に関する行為について責任を負わない(トカナントカ)”に当てはめると、答える必要なし、になるのか。また人権宣言も引いてまして、16条には“権利保障、明確な権力の分離、が保障されていない、社会にあっては憲法はない(ミタイナ)” なんだそうです、はあ。
まあ、一言で言えば、疑惑されている行為のすべては、実に国家のために行ったのであるよ、ってなところでしょう。
シラクをめぐる汚職の話は、パリ市長時代に市の財政でRPR党職員をやとってた、同様に市の財政でかなり贅沢なグルメ生活を送っていたとか、とにかく気前よく税金のバラまきやってましたが、一部はジュペが責任とって有罪判決(執行猶予と政治一年停職)受けてますし、このまんまうやむやに終わりそうな気もする。でも、クリアストリームという、サルコジとド・ヴィルパンの抗争をバックに繰り広げられた、何がなんだかわからないスキャンダルは、結局ご存知のとおり、ド・ヴィルパンの失脚とサルコの勝利に終わったにせよ、もうちょっと明確なアウトラインが知りたい。
東京のシラク隠し銀行口座、仏情報局のランド将軍の手書きメモ、レバノン系“天才”プログラマーの介入、事件を執拗に追うフリージャーナリスト、、、に現大統領サルコジ、元首相ド・ヴィルパンですから、なんとも役者はそろっている。tf1がロフト(仏版ビッグ・ブラザーのリアリティ・ショー)再開するようですが、こっちのほうがストーリーとしては面白いわけです。
投稿情報: 2007-06-23 カテゴリー: France | 個別ページ | コメント (9) | トラックバック (0)
昨日(6月20日)夜8時にフランスのプライベートTV局で、総選挙後初めての大統領インタヴューがあるのは知っていましたが、もともとtf1(持ち主ブイグ、ディレクターは元サルコジ官房長)はみないことにしてるのでスルー。あとでル・モンド、リベで関連記事を読み、・サルコジは公約した改革案を、同時に、さらに加速・さらに強く推し進める。・G8では会見に遅刻したため階段を四段ずつ駆け上って息が切れていた。・総選挙での結果は国民の危惧を表明したもので理解できる。。。と言った内容だったらしい、ってのはわかった。
リベの関連記事エディトリアル読んでも特に突っ込みガイのある内容じゃないし、ル・モンドウェブ版の読者の投票みてみると、大統領インタヴュー自体はそこそこ説得力あると判断されてるようだ。ふーん。
そこで今度はジャーナリストの個人ブログに目を通してみたら、えっ?
PPDAとクレール・シャザル(tf1の名物キャスター;同時にこのふたりは過去に愛人関係にあったときの子供がいる)がインタヴューしてるんだけど、場所はなんとエリゼ宮の、おまけに大統領執務室。おまけのおまけは、インタヴューの前にPPDAは大統領官邸からニュース報道しちゃったんだそうだ。
こりゃアパティが書くように、前代見ものであります。いつかtf1のTV局で行われたインタヴューでは、サルコジ靴脱いで答えてて「ありゃ自分の家なんだからトーゼン」というネットでの反応があったけど、今回はレベルが違う。フィガロとル・ポワンの記者を大統領と首相の補佐官として雇用、サルコチームの新鋭をtf1のディレクターに送り込んだその次は、大統領官邸をママTV局にしちゃった。
つか、本来はインタヴューを受けるのはTV局で、パリ祭とか、あるいは重要な声明がある場合にだけ、大統領は官邸で公式演説するんじゃなかったっけ。。。いや、ミッテランはたしか晩年に、エルカバッシュとたしかギヨーム・デュラン(自信なし)に官邸でインタヴュー受けてた記憶があるが。。
サルコジ政権の真の参謀 Henri Guaino / アンリ・ガイノ とセシリアの打ち出すメディア兵法には恐ろしいものがある。映像と繰り返しで、我々カルテジアンの言語的限界を超えたところで勝負してるわけだ。
こちらはテアトル・ド・ソレイユ(太陽劇場)のムヌーシュキン女史、言葉と動作と人間のつながりの専門家である演出家は、サルコジという人間の“得たいの知れなさ”についてリベの個人ブログで展開していたわけだけど、最終の(5月29日)エントリーで、こうしるしている。
Ma modératrice me presse «d’écrire quelque chose». On ne comprend pas mon silence, me dit-elle. Si c’est vrai, c’est étrange. Le silence, pourtant, est compréhensible. Après un coup de massue pareil, on tombe, on reste silencieux. On est triste. Très triste. On est en colère. Très en colère.
Président de tous les Français, mon œil ! On ne veut pas prononcer tous les gros mots, les reproches, les insultes, les accusations, les malédictions qui se pressent au fond de nos cervelles incrédules. Non, on ne veut pas tomber si bas. C’est la démocratie se répète-t-on. Oui, c’est la démocratie, mais on ne redevient pas tout de suite démocrate quand on a perdu. Il faut un peu de temps. Un peu de silence, d’humour, de réflexion et beaucoup de convictions démocratiques justement.
Et puis il y a tous ces messages. Les sévères, les doux, les subtils, les beaux, les bons pour l’âme et les autres, les durs, les violents, les injustes, les fous, les vulgaires, les méchants. Tous ces messages auxquels je me suis juré de répondre et auxquels je n’ai évidemment pas encore répondu, même collectivement.
Et si, parce que je n’écris pas assez souvent, Libération me retirait mon blog ?
Je sens que ça me pend au nez.
同感である。
力が抜ける。
昨夜たまたま目を通した番組 ce soir ou jamais にはドヌーヴとその娘、、、とここまで書いたら急にPCの具合がヘン。ひとまずアップロードして、続きはまたあとで、、では
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今夜続けるつもりが、田川氏の突っ込み(感謝!)をはじめ、コメントをいただいたその返事が長くなり(前のとその前の前のエントリのコメント欄もさっき書きましたので流れは同じですが)、ちょっと結論っぽくなりましたのでして、コピエコレ+加筆手直し。これで続きとさせていただきます(つまりサボる)。
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たとえばミッテランも、公式インタヴューでは官邸の(たしか)図書館を使って、エルカバッシュとかのインタヴューに答えていましたが、今回のは、明らかにサルコジの企画でしょう。
“on(主語、極めて話体的かつあいまい)”とか“truque(モノ、これも俗語)”の多用や、インタヴュアーの話を聞き終わらずに、インタヴュアーの話をさえぎる形で答える。また、ロワイヤルとのTV討論では抑えられていた、元来のアグレッシブさが全開になってました。
結局、このインタヴューの目的とは、PPDAとシャザル(つまりフランスで最も視聴率の高いテレビ局tf1)が、サルコジ支配下にあることと、粗野でアグレッシブな大統領は粗野でアグレッシブな仏国民の代表であって、演繹的にいえば、国家もメディアも、実に“平民”たるサルコの前にひれ伏すんだ、、というデモンストレーションだったわけです。
ニュースを大統領執務室から伝える、というショウのインパクトは大きいです。となりでサルコが見張ってるわけで。なお、PPDAの“ひるみ”なのか、いずれにしろ居心地の悪さが、彼の言葉の選び方、しゃべり方に出ていました。これとサルコジの尊大さ、とのコントラストが際立っていた。PPDAには同情さえ感じたです。PPDA(パトリック・ポアーブル・ダボール)は名前にdeもつく、homme de lettre 、本も書く文化人ですからねえ。
たしかに、サルコジの語彙や話法、チック(癖)や、ヌイイとは関係ないあの独特なアクセントとか、フランス語で言えば“grande geuele”ですね、あと論法でも、微妙に論理をひん曲げて結論(サルコはえらい)にもってくるというお作法にしても、これまでのフランスの政治家を見回して、比べられるのはルペンとか、タピぐらいしかいない。けれど、タピに関して言えば、新興実業家で、たまたま政治に入っただけですから比較対象にはなりません。それだけ、サルコジという人間は“型破り”なわけで、政治の流れを変えた(また日本市場を外貨に対して開放した)スタイルから見れば、日本でのコイズミ氏の行った“貢献”との比較は有効だと思う。
これは以前にも書いたんですが、サルコジの容姿については、誰だって、どうしたって言及したくなる。これは、容姿や父親の不在といった家庭の事情が、サルコジの政治モティベーイションの原動になっているからであって、たとえば背は低いは・ブスだわってのはアタクシだって自慢しちゃうが、かなりなセンいってますが(デブじゃないです)、アタクシは(すくなくとも自分の知る限りでは)誰にもメイワクかけていない。だから誰も猫屋をチビ・ブス・デブとは批判しませんね。。。なんの話じゃ。
ジャーナリスト85%が左派、というのは10年前の話です、今は昔。現在では半分半分でしょう。現場で働く30台は、ベルリンの壁が落ちてからの世代です。40台でも、さすがサルコ支持は少ないですが、社会党からバイルー支持に移った人間は多いです。
名前は失念しましたが、内閣に入ったセネガル生まれの女性がいますが、彼女はたしかシヨンス・ポ出。ご主人は社会党系の人間。彼女自身左的ですが、社会党ではアッサンサー・ソシアル、つまり上昇機械には乗れないと判断して、サルコジについた。結果は、セネガルというのをサルコにカワレテ30歳で内閣入りです。これはダティ司法相にも当てはまります。もちろん彼女たちはジャーナリストではないですが、ジャーナリズム畑にも同じように考える人材は多い。
問題は各メディアの番組ヘッドレベルでの自己検閲です。fr3ニュース編集会議ではまだ、上部(外部)からの直接注文はないって聞きましたが、あとはみごとにコントロールされている(ル・ポワンとフィガロには内閣に入った同僚から、オーダーが入るようです)。
このブログでも話題にした、国営フランス5のarret sur image はやはり終了だそう。シュナイダーマンは、(またしても)怒りまくっていますが。。。
マタン・プリュスとディレクト・ソワールでしたっけ、タイトル。新しいフリー・ぺーパーですが、かなりアグレッシブな、アルバイトを使った手渡し配布でシェアをあげてますが、あれはボロレの新聞(20ミニュツ、わるくないのにまったく人気なしです)。
また、サルコ一族がフーケッツで無賃宿泊、ボロレのジェットとヨットでマルタ休暇したとき、フランス人の65パーセントは“問題ない”ってアンケートに答えてましたが、あれもボロレが大株主のアンケート会社の出した数字でした。
反面、ジョフランが編集長になったリベの売り上げが伸びているようで、これは良報。
サルコは、アルジェリアをはじめアフリカ北部と(たぶんセネガルとかも、あとレバノンなど)中近東訪問を準備・打診しているらしい。アルジェリア系あるいはモロッコ系、およびレバノン系、もちろんイスラエル系、またセネガルをはじめとしたアフリカ系も、仏選挙民には多いわけ。イスラエル系を除いては、今回の連続選挙では、多くがロワイヤルに投票してた選挙民層である。
“政治とメディアはイクオール”インパクトが優先され、国家赤字は“あっち見てホイ!”の作戦でしょう。しかし、今の状況でパレスティナとかレバノンまで行けるんだろうか、、、なにしろUUSA大統領になるのが夢だったけど、そりゃやっぱり無理なんで、ひとまずフランスをUSAにしちゃいたい大統領であります。メガロ・サルコの夢が、クリキントンの後続としたら、、可能性はあるですね、、、ひとまず情報収集してみます。
ああ、“文化と教養”のネブロのはずが、なんでこうなるの?
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追加です;大統領インタヴューに関するプレス記事紹介、20minuts から。«Sarkozy a dit…», «Sarkozy fera ?» 《サルコジはこういった》、《サルコジは実現するか?》
投稿情報: 2007-06-21 カテゴリー: France | 個別ページ | コメント (15) | トラックバック (0)
サルコジ大統領の邸宅、改修作業員に不法移民
2007年06月19日20時14分フランスのサルコジ大統領が家族と週末を過ごしているパリ郊外ベルサイユの大邸宅の改修工事に不法移民が携わっていたことが明らかになった。
大統領は移民に厳しい姿勢を示し、新たな規制の法制化をめざしていただけに面目丸つぶれの形だ。 邸宅は「ランテルヌ」と呼ばれ、本来は首相用の公邸。ベルサイユ宮殿の敷地に面した18世紀の建造物で、プールやテニスコートも備わっている。
パリジャン紙によると、大統領夫人セシリアさんが大いに気に入り、一家が就任前後から週末用に使っていた。 委託を受けた民間業者がこの邸宅の外装工事を実施。作業員に西アフリカのマリ出身で偽造滞在許可証を持った2人が紛れ込んでいると、警察の検査で13日に判明した。 同紙は「工事は大統領夫妻が依頼した」と報じたが、政府は「大統領と工事は関係ない」と懸命に否定している。
パリジャン紙がニュース源ですか。しかしTVとか大手ウェブ・個人ウェブではこのトピックまだお目にかかってないです。
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ル・モンドから、現在の仏政治状況を簡潔に書いている記事です。貼るだけ、スマソ。
もう、食い違いですか?-アルノ・ルパルモンティエ
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猫屋動物園に来園の皆様、メンテナンスの不都合により、コメントへのお返事は後日に、とさせていただきます。園長 猫屋寅八
投稿情報: 2007-06-20 カテゴリー: France | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)
今日は、寝不足のままひがな一日外回りで、あんまり情報収集もしてないんですが、ちょっとだけ。
結局、国民議会住み分け図は、右のとおりUMP324議席、社会党205、仏共産党が18、モデム4、元UDFの新党が22、エコロジーが4議席でありました。なお左小図は6月10日発表されたアンケート会社CSA(あの小型ジェット・ヨットの持ち主ボロレの会社が株の44%所有)の予想議席数です。
ルペンの国民戦線党でただ一人第二次投票に残っていたマリン・ルペンもたしか41パーセントしか取れず大敗。かくして“極右は議会から消えた”わけです。表向きは、フィヨン政権サルコジの政治公約をそのまま、迅速にかつ力強く、実現化すると言っていますが、オフではフィヨンは“TVAソシアルは死産だ”とか、ロイターの速報によると、幹部会議でサルコも“あのTVAソシアルはなんとしても実現すべきだった(qu'il aurait fallu l'assumer)”など極めて時制文法的に語っているようである。(しかしエリゼ宮でのUMP幹部会議の内容が、こんな簡単に報道されちゃっていいんでしょうか、、)関連記事:Sarkozy regretterait que la TVA sociale n'ait pas été "assumée"
(今日の午後バスに乗ってて、マティニョン(首相官邸)前通ったら、すごい警備とすごい報道群、おまけにバスは交通止めをよけてグルグル観光バス化してました。)
同時に、TVAソシアル構想をほのめかしちゃったボルロー相も、エリゼ宮に呼び出されてたから(選挙結果の責任者として)内閣に残るとしてもツライ立場に置かされるだろう。また、別のロイター記事によりますと、エコロジー国務相アラン・ジュペ辞任に結果する内閣改造はかなり大幅なもので“驚くような任命”がなされるだろう、、だそうだけど、なんかどっかで聞いたような話ですね。バーゲンセールですか?グリコのおまけですか?
ジュペの後釜としては、サルコに近い経済人とかまたしてもヴェドリンの名前もあがっていますが、今の状態で、社会党からUMP内閣に入る理由は見つけにくいでしょう。トロイの木馬も、6個や7個あったら意味ない。だったら、もうコーアビタションにしたって好いわけですよ。サルコジ大統領に、たとえばDSK左派内閣とか、、冗談で言ってみたですが、案外いい考えかもね。
とまあ、こんなところだ。
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昨日のエントリーにあげた、ロワイヤルの別居話インタヴューですが、実はあれ、この水曜日にラジオ放送されるはずだったそうで、それが急に昨日の夜(22時12分のAFP←新ディレクターはサルコ組)すっぱ抜かれたのは、UMPの仕業じゃないかと言われてます。スピン・ドクター。つまりジュペ落選が決まったあたりで、こりゃヤバイなんとかしよう、、ってわけでアレを投下。社会党のイケイケ祭り気分はこれで半減、という作戦なんだって。ふーむ、ありうるな。
さてこれからも、ローング&ワインディング・ロードは続く、、まずは寝ます。
投稿情報: 2007-06-19 カテゴリー: France | 個別ページ | コメント (6) | トラックバック (1)
社会党が200議席とれば、ひとまず満足かなあ、、と思いながら、同時に投票者率の低さとパリでの午後からの激しい雨に心配したんですが、20時15分現在での数字は左の図のとおり。
あとは、心配なTF1のタレント女性弁護士に対して選挙戦をはってたDSK、ロワイヤルのスポークスマンだったジュリアン・ドレイ、これもタレントイスラエル人弁護士に押されてたパリ12区の女性候補、また汚職関連でしばらく政治から遠ざかっていた現エコロジ相アラン・ジュペの首、、、などの案件があるわけですが、TVでの討論を少し追って、それからウェブプレスとブログにも目を通してから、続きを書きたいと思います。
この先も、フランス政治は大波乱が続くのだと思いますが、現時点での猫屋の感想は、そんな簡単にギブアップする国民ではないですよ、、おフランス人は!ということです。なめんな、サルコ。
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皿洗いの途中でしたが、K夫人から“緊急業務連絡”が入りましたので、ニュース速報であります。セゴレンヌ・ロワイヤルとフランソワ・オランドが(離婚、、ではないですね結婚してませんから)、別離宣言したそうです、以下はル・モンドの関連記事。ロワイヤルはこの水曜日に出版されるAFPの記者二名の共著、Les coulisses d'une défaite という本の中で、この別離について語っているんだそう。。。これはロワイヤルの政治的独立宣言ですな。
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寝る前に続きを書くつもりですが、コメントいただいたみなさま、返事は後回しになりますがご容赦ください。ひつじちゃん、くまちゃん、さるちゃん(動物園か?ここ)、せっこさま、あみなさま、、、。
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最終的選挙結果はまだ出ていないですし、プレスによる、あるいは個人ブログでの本格的アナライズも、明日にならなければ明確ではないので、猫屋はとっとと寝なきゃいけませんですが、いくつか個人的メモを、、、
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翌日追記:18日のリベ・ウェブ版からロワイヤル・オランドカップルに関する記事です。ラジオ・フランスインテールインタヴューの内容、オーディオ・ファイルつき。ロワイヤル:《私たちはもう一緒に生きないと決めた、と申し上げたい》
Royal: «Je voudrais dire que nous avons décidé de ne plus être ensemble»
投稿情報: 2007-06-17 カテゴリー: Europe | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)