こちらパリでは晴れたり曇ったり、朝晩は冷え込むものの、午後には半そでTシャツで出かけられるくらいには気温が上がる。これからの長い、長ーい秋冬シーズンに入る前のちょっとした好天気。ちなみに、さっきなんか変と思って備えつき暖房機さわってみたら、暖房が入ってるんでガクッときた。たしかに高年齢者の多い住宅であるので、暖房入るのは例年早いんだけど、ちょっと早すぎ。まだ9月のはじめでっせ。ガス暖房費が上がってるちゅうーに。
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えっと、明日は朝一の用事がありまして、はよ寝なあかん。メモのメモだけ書き込んでおきます(コメントへのお返事は明日に)。
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ラグビー
結局、旧式tvしかない我が家で観戦できるゲームは非常に少ないわけで、某野外大型画面で偶然ニュージーランド・イタリア戦の後半を見た。おおー、オールブラックス。リヨンであったオーストラリア・日本戦は91対3という結果とゲーム解説は読みましたが、幸いなるかなというべきか、見ず。
まあ、TVかぶりつきにならんですむので助かるが、いまいちさびしいなあ。TNT導入あるいはADSLTV契約を考えたほうがいいんだろうなあ。あんまり気乗りはしないが。
対アルゼンチン戦でのフランスチームの惨憺たる様子については、いろいろ論議があるわけですが、スポーツ紙レキップによると試合5時間前に、ですよ、選手たちはあのギー・モケの手紙(もう一度書きますと、ドイツ軍に銃殺された高校生共産党員レジスタンス、執行直前に家族に向けて手紙を書いた。大統領就任のたしか同日に、サルコジはブーローニュのモケが銃殺された場所で式典を行い、この手紙を女子高校生が読み上げたウンヌン)を読まされたんだそうだ。おまけに試合直前には、選出にもれた観客席のラガーたちにウエアを手渡ししたとかで、これはストレス管理としては最悪だ、と批判してる。あああ。たしかに監督ラポルトはこの大会終了後現政府内閣のスポーツ顧問とかになるってもう決まってる。ハカを仏チームも実践させろとはいわないけれど、ありゃ、ラグビー男たちの感受性とか、あいつらまったく考えてないんだよ。
おまけに該当ゲーム前にサルコはスタジアムのTV用スタジオに押しかけてインタヴュー受けてた(が、即TV消したから内容は知らない)し、試合の後、選手のロッカールームにまで行ったらしい。あ、ラグビーのはなしと思ったらサルコネタになっちゃった。いけない・いけない。
ル・モンドから、
まずはラグビー・トレーナーによる、ラグビーを3レッスンで理解する板。
つぎは、ラグビーの語彙解説。英語での表現が全部についてないのが残念です。猫屋的応援語彙としては“つぶせえ!”の使用度がかなり高いですね(w)。
ほかにもル・モンドのラグビーページにはかなり役に立つ情報が多いよ。
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アメリ・ノトンの新作「Ni Eve ni Adan/イヴでもアダムでもなく」で出てくる仏語専攻の大学生の恋人の名(もちろん小説内での)は「リンリ」なんだそうだ。Rinri。倫理ですかあ?
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ル・モンドから、経済関係
ポリテクニシアン(国立理工科学院卒)にして銀行家の、ジェローム・ギーエ氏が、フランスの経済危機と、“経済先進国”とみなされる合衆国や英国での実情を比べています。これは時間があったら、訳してみたい。
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いちばん上の写真は、今年の夏南仏某所に3日間停泊していた米原子力空母エンタープライズ。本文とはなんら関係ありません。