翻訳します。とはいってもタイトルが訳せません。参照:about com による写真つき英文解説をご覧ください。本記事は12月12日発行のカナール・アンシェネ第2ページから。前エントリーにスキャンしたのをアップしてますので、原文およびイラストはそちらで参照ください。
サルコのles bras d'honneur
「realpolitikってのが何にも分かってないんだったら、それは彼らの自業自得さ(tant pis pour eux)。」パリでの盛大なカダフィ歓待に関する批判に対して、ニコラ・サルコはこう反応したのだった。そして顧問たちの前でこう続けた。「いずれにしても、連中がわめきたてる(gueulent)分だけ、les bras d'honneurを送りつづけてやる。その分、長々とカダフィと握手してやろうじゃないか。」
そして、リビアの将軍への常軌を逸したもてなしについて、次の言葉をもって締めくくったのだった:あれもこれも、すべては経済成長のためである。
「噛み付いてでも足りない成長率を上げてみせる、と言った。そうさ!だから実行しているんだ。仏企業にとって100億ユーロの契約はたいしたもんだ。」
もうひとつの大統領の論点:アフリカと中東にしめるリビア・リーダー(guide)の重要性だ。「2003年以来、彼はテロリズムに見切りをつけた。もともと原理主義には反対している。ビン・ラデンの逮捕を最初から要求している。そのうえ、ダルフール危機解決で重要な役を演じる可能性もある。」
大統領の結論:「いくら気まぐれな人物にしても、彼の国際協調への社会復帰(réinsérer)に貢献するのは悪いことじゃない。」 社会復帰を強調するのは例外であるにしろ。。。
「サロンから説教する連中ほどいやなものはない。」と語ったあとサルコジは、カダフィと...ディオールを全身にまとって“パリマッチ”の表紙を飾ったばかりのラシダ・ダティを比較するという危険な試みをした。「どっちの場合も、悪に対しては悪をもって処するのだよ。カダフィと一緒にいるところを見たいのか?できる限り一緒にいようじゃないか!ラシダはミーハー(peaple) 過ぎる、有名デザイナーと付き合いすぎると人は言う。だから彼女に言ってやったんだ:みんなをうんざり(emmerder)させりゃいいんだ。楽しめばいいんだよ。」
政治路線と同様、les bras d'honneur の繰り返しは、どちらかといえば愉快であるわけだが、いかんせん短絡すぎる。特に、大統領選挙運動中の3月2日に、“たとえフランスの友人であろうとも”独裁者とのいかなる妥協も断じて拒否すると公表した人物の言葉としては。そして、外交政策の中心要素を人権保護として強調していた人物の言葉としては。
*イラストのせりふ:カダのことで嫌がらせるつもりなら、サルコはあいつに功労勲章を授けてやるぞ!
たった今、申子とカルラ・ブルー二のディスニーランド・デートの記事読んで目が点。ジェットコースターでブルー二とはしゃぐ申子。。。。あああ、想像にしたくないっ。
そもそもそんな時間があるんですね。これもbras d'honneurの一つなんですかね。。。
投稿情報: Amina | 2007-12-16 21:49
アタクシも5分ほど前、その記事にぶち当たって、なんじゃーオノレはー、ショウビズもいい加減にせんかいと憤慨してたとこであります。聞いてた曲がディランのEverydody must get stone、って関係ないけどでも腹立つ。ブルニは、このブログでも話題にしたBac philo に答えてた若手哲学者ラファエル・エントーヴェンの奥さんで女の子が一人いすはず。まあ、エントーヴェンの最初の奥さんはベルナール・アンリ・レヴィの娘だし、ショービズちゃあショービズだわなあ。。。
しかし、年末のディズニーランドねえ。。。子供たちには見せたくないよねえ。フィガロの記者とのラヴ・アフェアのときは、2人でマドレーヌのダーティ行って、60 000ユーロ相当の買い物してた。まあ、世界の真ん中でサルコがわめく=幼年時の愛情不足、あるいは愛情過多からくる、“かまってかまって”病のアポテオーズなんだろうけど、、アホか、あれ。
投稿情報: 猫屋 | 2007-12-16 23:28
後、4年半。
長いな〜。
投稿情報: k | 2007-12-17 10:50
サルコジは何でお年寄りに人気があるんですか?
投稿情報: 男・岩鬼 | 2007-12-17 17:32
男・岩鬼氏、
年寄りはTV大好きで移民と税金が怖いからです。
投稿情報: 猫屋 | 2007-12-18 11:56