ドイツで今胃潰瘍やって大変なはずの Kmiura 氏のとこ経由で、保坂展人サイトで日本の死刑制度をめぐるル・モンドのフィリップ・ポンス氏の記事の(きわめて良質な)翻訳を読んだ。→ここ。なお、元記事、今は有料化してますがTransNews Annex さんとこで見つけました。
この記事はアタクシも翻訳紹介したかったがいかんせん時間ない、であきらめてた。ケイタイ洗濯したり、仕事してもギャラなしNo Showばかりだったり、ブログで翻訳してるほうがシアワセなんですがね。ここは微妙。
さて、ヴェニスとイスラム展には昨年中行ったけど、まだ報告書いてないし、ラ・コミューン写真展はまだ行ってないし。グランパレでやってるエジプト展も興味あるんだけど行けるかしらん。。。ハンニパル・レクターは若い自分に剣道やってたって話もあるんであの映画は即刻見に行きたいし、、、って相変わらず遊ぶ話ばっかりですね、、アタクシの頭の中。
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こちらも一瞬訳したいなあ、と思ったル・モンド記事、貼っときます。ドル安をあつかったもの。門外漢にも“分かり易く”書いてあります。また日本銀行が財政界からのプレッシャーを受けて利上げを断念したわけですが、それに対する批判記事のひとつもクリップしておきます。
《弱いドルのオデッセイ》 ダニエル・コーエン
《ユーロ・グループの長、日本銀行総裁の決定を批判》
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原油価格が50ドルまで下がりました。為替の変動(ユーロ高、円・ドル・ユアン安)と米国への信用低下、かといって米“ワールドカムパニー”帝国の崩壊は、このグロバリ化した世界では、とてつもないコーラテラル・ダメージを引き起こすはずであることは誰もがわかっているわけです。それが可能か不可能化は別としても、今そこここで起こっているようなナショナリズムや原理“宗教”の新たな台頭ではなく、新経済理論を超えるエコロジーなり、人権なりを新たな“フロンティア”と考えることで人類は生き延びて行けるんじゃないかと考えます。
ブッシュ政権の試みた“新しいフロンティア(市場)”=中東を戦争という手段によって獲得するという、極めて旧世紀的発想のもたらしたものは、多数の死者と地域不安定、そしてアルグレイブやグアンタナモという無法地帯の構築と公認化でしかなかったわけです。
21世紀の悪、たとえば大きくなりすぎた収入格差や移民問題、失業問題なども、この社会のフォンダモンタル自体を問い直すことで、言い換えれば発想を転換することで、どうにかなるんじゃないか、、、というかそうするしか他には残された道はないんじゃないか、というのが、猫屋のオボロゲなココロモチであるわけです。
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