米軍が1000からなる海兵隊を中心に《マタドール》軍事オペレーションをシリア国境近くで展開しているイラクでは、11日水曜日だけで80人近い死者と約150人の負傷者が出た。4月末にイラク政権と暫定議会ができてからの死者は400人を越しており、被害者の多くは市民。
かつてサダム・フセインの根拠地だったティクリートでは、米軍ベース近郊で働くイラク人が集まるバス・ターミナルに爆薬を積んだ車が自爆、死者約50名。北部キルクーク近郊のハウィジャでは、イラク軍徴兵センター前に並んだ志願者/失業者の列に爆薬ベルトを腰に巻いた男が紛れ込み、起爆装置を作動、この時点での死者35名、負傷者54名。
英国政府は、この暴力の爆発を “絶望に駆られた行為”として非難している。
外国人に関して言えば、複数のオーストラリア人が人質となっている。また斎藤さんに関しての部分は以下。
《現在英国警備会社勤務の日本人前エリート兵士Akihiko Saito(44歳)は、イスラミスト反徒によって連れ去られた模様だと日本政府は発表した。》
以上はAFP記事から。
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キューバ・グアンタナモ米軍基地では、アフガニスタン人被勾留者に対して、所有のコーランをトイレに捨てたり、女性職員に被勾留者を触れさせた上で、女性は生理中だと告げるといった宗教ハラスメントを行っている、といった内容の本を基地で働いていた通訳が出版。これを米ニューズ・ウィークが記事にした。アフガニスタンでは、この報道に逆鱗した市民が反米デモンストレーションを行う。ジャララバードでは、国連や政府施設が攻撃された。アフガン警察と米国軍が制圧にあたり、警察が群集に発砲。推定死者4名。
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ワシントンでは、ライス国務長官の『リアリズムとコンプロマイズ』主義がネオコンの理想主義を押さえている感がある。しかしネオコンが消え去ったとは考えられない。退官を噂されるラムズフェルド防衛長官も近頃は威勢のいい発言を控えている。
中国とロシアと言う“新しい”役者相手の綱引きに加え、国内で、また共和党内からも批判の声が聞こえる。
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イラン原子力問題がまたくすぶり出した。国連のFOOD FOR OIL 疑惑も続く。おまけにEU憲法否認の可能性まである。
我々の飛行機にはいったい、パイロットは乗っているのだろうか?
「我々の飛行機にはいったい、パイロットは乗っているのだろうか?」
これは実に鋭いですねえ! 「確かに最初は何人か居ましたが、今はパーサーとフライト・アテンダントだけです..」といったところでしょうか。そのまま天国へ行くとか、アオフ・ヘーベンするとか、endingは色々なのでせう。
投稿情報: mysunshine | 2005-05-19 02:42
mysunshineさん、こんにちは。
ほんとに、先日のブッシュとプーチンがならんでる画像なんて、ヘタレを超えて脱力しました。
人間ってもうちっとは高尚なもんだと思いたい、が、思えない。
ともうします猫屋は自分のPCも管理できずに、てこずっておりブログ更新できないという、とほほであります。MSのPS2からそれは始まった。文明って不便。
投稿情報: nekoyanagi | 2005-05-19 14:34
nekoyanagi さま
PC管理、ご同情申し上げます。MSで云えば、MS3.2位からご奮闘の日々で、HDを何度FORMATし直した事か!
ただ今linuxにチャレンジ中です。なかなかこれも云う事を聞かず、難儀して居りますが、そのうちに良い報告ができることでしょう。risk分散のため、この際pcをもう一台増やされたら如何でしょうか? un ami
投稿情報: mysunshine | 2005-05-20 03:54