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フランス紙ルモンドの報道によりますと、昨日の国連で、リビアでの陸上および空域での軍事介入許可決議案が採決(10国賛成、5カ国棄権)されたのを受け、周辺アラブ諸国(カタール・アラブ連合)やイタリアのの軍事基地を基点とした英・仏空軍による空爆可能性が出てきたため、それに対応してカダフィ・リビア政府は、即時の停戦申し入れを受け入れた模様です。
以上、パリの猫屋がNHK速報風味でお伝えしました。
参考:ル・モンドlive
BBC速報:Libya 'to halt military action'
Guardian live:Libya and Middle East unrest - Friday 18 March
追加 日経:リビア政権、即時停戦を発表 安保理決議受け入れ
アルジャ英語版ライヴ:Al Jazeera English: Live Stream
アルジャのリビア関連記事:Libya declares immediate ceasefire
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アタクシが理解した部分を解説しますと、昨日の国連安全保障理事会の決議の内容は、リビア政府に対し、リビア市民に対する攻撃をやめるよう勧告。これをリビア政府が受け入れない場合、安保理事会はリビアでのノン・フライゾーン確立のため、国連加盟国のリビア空域と陸上での軍事介入を許す、というものです。
この決議には米国・英国・フランスを含む10国が賛成、インド・中国・ロシア・ドイツ・ブラジルが棄権、拒否権/ヴェトはなかった。また、この決議に先立ち、例外的なことだが、カタールやサウジを含むアラブ連合も、ノン・フライゾーン設置に賛成していた。
リビアのカダフィ大佐は、政府の有する傭兵軍および軍事力を行使し、反政府派への無差別攻撃を続けており、武器ストックが極めて少ない反政府派は、蜂起の出発点となったベンガジに追い込まれていた。カダフィ大佐は「政府に反対するテロリストは、家ごとに、ドアごとに見つけ出し、抹殺する」と発表していた。
なお、バハレーンでも紛争は続いており、サウジが現政府をサポートするため1000人からなる軍をバハレーンに送ったが、現在のバハレーンは市民戦争の様相を示している。イエメンでも抗議派に対して治安隊が発砲、多くの死者・負傷者が出ている。
追記:アタクシが原子炉構造について学習している間に、カダフィは停戦受け入れもなんのその、ベンガジ周辺を爆撃してた。こうなると「地中海の向こうで戦争が始まる」可能性も高まってくる。オバマは演説:聞いてないけど、カダフィはイカン、だけど米国は何もしないからみなさんよろしく、メッセージのようである。最近は、オバマのカーター化とか巷で言われてる。
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以下に書いた福島第一原発関連記事は次のログに移します。
猫屋さま
他から空爆されそうになると即停戦を申し入れて時間かせぎをするジジイ、うんざりです。
あのジジイはスイスとトラブった時に資産をかなりスイスから引き揚げたのですが、それでもまだ500億円分ばかり「ハシタ金」が残っている模様。凍結中ですがいっそ日本へ送って欲しいですわ。
そうそうヨウ素剤、原発周辺・20kmの人たちは皆配布されていますが、ワタクシの家は20.8km位?の微妙な位置なのでもらってません。微妙~。我が家には核シェルターもない・・・(村役場には多分ある)
投稿情報: Mari | 2011-03-18 23:34
姫、
ジジイに原発売ろうとして失敗、でも戦闘機ミラージュはしっかり売ってたうちの国のオヤビン、サル=ジジイの双子プロトタイプも一緒にジジイとテントごと福島第1とかエボラとかに放り込んでもらいたいところです。
パリにあるシェルターは確かラジオ・フランスだけど、古いし今隣工事中だし、あんまり信頼できません。まあ、起こっちゃったことは、どうしようもない。テキトウにあせりましょう。
でも、少なくともサルのエア・フォース・パーマン2号特注キングサイズWベッド・シャワーつき葉巻吸えるタイプ・エアバスをebay とかで売って、サル国の復興とか平和利用とか難民援助にまわしてもらいたいもんです。
投稿情報: 猫屋 | 2011-03-19 00:16
猫屋さま
なんと! サルはそのようなエアバスを持ってるんですの?
趣味悪~い、という点でもジジイと双子なんですね。
そんなの福島第一に放り込んだら悪い反応を起こしそうだし、やはりここは(以下自粛)。
投稿情報: Mari | 2011-03-19 12:53
沢山の情報ありがとうございます。
なんかサル国軍が爆撃はじめたとか今、聞いたのですが。神戸の無産階級マダムは、そちらの情勢にぼんやりしていました。欧州がおだやかであらんことを祈りながらお姫さまのブログのコルシカのポリフォニーを聴いて、今おやすみなさいです。(こちらはきっと持ち直します。呟いたり日記を書く時間のない人が国民も非国民もふくめて必死でやっております。)
投稿情報: 神戸の猫店 | 2011-03-19 18:43
姫、
サル王国空軍はリビアを爆撃しました。今夜は英国空軍がヒコーキを送った。米国はトマホーク110発。一ヶ月半ほど北アフリカ蜂起に毎日付き合った関係上、もっとフォローしたいんだけど、猫屋疲れた。金融関係と日本もあるし。。。まあ、勝手にやってんだから、どうでもいいといえば、どうでもいい。←やっぱ、疲れてるなあ。
神戸の猫店氏、
今日の夕飯の後、ソファに横になったらうたたね。そのまま起き上がれなかった。たぶん、地球上の日本人全部がそれぞれのやりかたで疲れてるんだと思う。疲れているのは、日本人ばかりじゃないだろう。
日本の余震リストを見ると、ああ、地面が揺れないとこにいてラッキーと一瞬思っても、自分が揺れてるところにいない罪悪感みたいなものを感じてしまう。家族の顔を見に帰りたいけれど、アタクシが今帰ったって何の役にたつというものでもない。
猫店氏は神戸地震を記憶してらっしゃるから、よけい辛いだろう。
島流しの非国民もソレナリに必死です。これはこちらから行ってるジャーナリストが書いていましたが、日本の救援・復興作業の速さ・的確さは驚くほどのもので、おまけに日本にはテクと金もある(ハイチやスマトラ沖にくらべ)。悲しい事実ですが、日本には多くの天災・人災と共生せざるをえない長い記憶が強烈に生きてます。災い転じて、、、じゃないですが、復興が行き当たりばったりではなく、いままでのようなブリングブリング・ハイテクピカピカばかりでなく、自然とともに生きられる、まあまず人間を救ったあとには自然を救っての話ですが、新しい方向性を示してくれれば最高です。
そこここにプカプカ浮いてるブラック・スワンをよけながら漂流しとる猫屋
PS 今日は、津波にあらわれた町の、崩れ落ちた家の前で、見つかった母親の、青いビニールに包まれた遺体を、寄り添った髪の長い娘が、子供を寝かしつけるように静かに、右手で軽く遺体の胸の辺りを叩いていた。あとから、あの映像を思い出し、ゆっくり泣いていました。
初七日、それから四十九日、、、時間だけが癒してくれるものもあります。
投稿情報: 猫屋 | 2011-03-19 23:52
猫屋殿
奈良のお水取りがもうすんでおりました。
みんな必死ふらふらですね。
猫店のマダムもあれから大分年をとり、生き延びる辛さや後ろめたさが身に沁みますが、異国に棲むという漂流猫の記事を読むと何故かこころがしっかりします。
もう、猫どもの様に休めるときはごろごろすることにします。
猫屋さんもごろごろしてくださいね。
投稿情報: 神戸の猫店 | 2011-03-20 05:55