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2007-05-24

コメント

ねむりぐま

うーん、私はコロンバニ氏やルモンドのこれまでをよく知らないのですが、それにしてもここでも書かれているように「5年前から」新聞界全体をゆるがせて来た攻撃に抵抗して独立を守ってきたのがこれからどうなるのか心配です。

猫屋

いや、難しいです。コロンバニ氏の政治的あるいは経営者としての立場の如何は別としても、ル・モンド自体の影響力が弱まることが心配です。編集が(昔の読者が期待するように)“反権力”的なものに立ち返ったとしても、時代の方がすでに変わってしまっているわけだし。
最終決定は6月4日のようですが、どうもコロンバニはポストを去るようです。
http://tempsreel.nouvelobs.com/actualites/medias/20070525.OBS8719/les_actionnaires_externes_enterinentleviction_de_jeanma.html
コンテキストは違いますが、民間・行政両方で、責任者の入れ替えがおおはばに行われているわけで、フィヨン内閣の政策案;スト権なし崩し、学区制廃止、雇用契約一本化、高額所得者優遇減税、企業からの国家資本撤回、移民法改正、刑法改正、などの実施にむけて駒が並べ替えられてる、という印象を持ちます。
ル・モンドをめぐる動向も、なにやらアXヒ新聞バッシングを思い出させないこともないわけで。

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