今日読みおわった本、
東京奇譚集 村上春樹 (3時間で読了、本当に日本語はありがたい)
外出時にそこここで読んでる本
L'Histoire de France, des origines à 1789, pour LES NULS
アフォのためのフランス史、起源から1789年まで (やっとシーザーが出てきました)
昨日読み始めた本
Le don de dyslexie / The Gift of Dyslexia Ronald D.Davis (読む必要ありで読んでるけど眠くなるが面白い箇所も多し、今夜には終了予定)
Les Bienveillantes Jonathan LITTELL (本来ビアンヴェイヨントというのは親切な人々、とか善意の人々という言う意味なんだけど、この言葉はユダヤ人狩りを執行したエージェントたちにあてられた隠語であるようです)
このジョナサン・リテルの本が、こちらではちょっとした騒ぎになっている。どうもリベラシオンやアンロクティブルなんかがこき下ろしらしい、クロード・ランズマンも批判的。歴史修正主義だって批判も陰ではあるようだ。仏語読みの方はアスーリンのブログを参照あれ。(でもウールベックよりは上だよとアタクシは思う)
はじめ初版12000部すられたけど、今は175000部だって。ロンドンのエージェントには米国をはじめ各地から出版権買いの話が来てるようです。さあ日本語化はどの出版社がどのぐらいの即訳で出すのかなあ、な900ページ。
読み終わったら、またなんか書きます。作者は四ヶ月でイッキに書き上げたそう。難しい文体じゃないよ。でも重い話だからね、長読は猫屋には無理。この小説に、ランズマンが苛立つ気持ちは分からないでもないが、時代は変わったんだ、コンセプトはすっかり変わってしまったんだ。ショーアがまったくもってすぐれた作品であることは小指一本分も変わらないんだけれども。(と、なんとなく春樹的文章になってるような、、日本語だあ)
追記:ル・モンド紙での作者へのインタヴューを見つけました。
ジョナサン・リトル:“本物の虐殺者による真なる言葉は存在しない”
ありがとう。さんこうになりまーす。
投稿情報: k | 2006-09-23 19:17
どーいたしまして。
投稿情報: 猫屋 | 2006-09-23 21:41