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2006-09-06

コメント

pol

こんにちは。
フランスでの日本文学の紹介、日本で売れたものを翻訳しよう、という流れに近年変わりましたね。
こちらの書店の新刊コーナーを見ていてそうじゃないかと思ってましたが、そういう意図で翻訳してい
る人がやはりいるようです(そうインタビューで本人が言っていたから本当にそうなのでしょう)。
マーケット重視でいくなら今までのように研究者が自分の気に入った作家の作品をコツコツ
訳してくれていた方がよかったかな、なんて私は思いますがそうもいかないご時勢なのでしょうか・・・。
紹介者の好みに左右されないから公平とも言えるかもしれないけど、別の根拠が売れ行き
だというのも寂しいものではあります。

ではお邪魔しました。

猫屋

おお、こんにちは、pol 氏。
しかしまあ、日本もの全体で、紹介され読まれる本数は増えていると思う。これ自体は悪いことじゃないだろう。
10年前にとか、ブンガクの話題といえばミシマとカワバタばかりだったわけで。
あとは大体日本での書店の有様が大体アレなんでなんとも、、と思います。アベなんとかとか小林某とか、あとはなんとかの品格とかがベスト・セラーで、平台でビカビカ光ってました。

pol

そうですね。あとは谷崎とか。
私は旅先でかならず書店を何件か見て周るんですが(日本以外ではヨーロッパ内しか旅行したことがないんですけど)、
ずっと尤もらしい品揃えですね、大きな駅の中の書店でさえ。
友人の物書き(日本人)はほとんど新刊書店に足を運ばなくなり、もっぱら古本屋に行くと言っていました。その本が
いい本が見つかると。それはそうでしょう。地方はとくにそうじゃないでしょうか。
では失礼しました。

猫屋

いやいや、よろしかったらもっとチャチャ入れてください、pol 氏。本当に日本に帰る気がうせてますが、日本語はね。これは忘れられない。

村上春樹の若者向けの本、「若い読者のための短編小説案内」というのはよかったです。猫屋より一世代以上うえの作家たちを扱っている。ブック・オフでは見つからないような「忘れられた」戦争経験のある作家を扱っています。こういうやり方もあるのだな、と思いました。

世代と世代の間になにがあるのかは分からないけれど、つなげるべきものはあるでしょう。何らかの理由でそれをやらなかった人々がいた、これも事実なのですよね。とか911の夜に思っていますよ。ではまた、いつか。

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