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ウィキぺディア創立者のJimmy Wales が19日のFT紙上で、ウィキを今まで通りの“フリー”ライヴ・ヴァージョンに、“間違い”の少ない点検済みヴァージョンを加えると発表したんですね。同時に新しい項目を書く、あるいは追加項目を書き入れる人物にまず登録を義務付ける、と言うもの。最近、アメリカ版のロバート・ケネディ・ページで、ケネディ兄弟暗殺に関連したとする人物の(ガセ)経歴が書き込まれた。フリーに書き込めるシステムで困る人も居るわけだ。
だが科学専門誌 Nature はこの12月に、科学分野に関してのウィキは百科事典ブリタニアと同じように“正しい”と指摘している。ウィキにアップされている項目は200万、200言語サイトがあり、そのうちの10言語全体で5万項目あるとか。
ネイチャーのウィキに対する批判は、項目の構造と、論争のネタ・セオリーの方に重点が置かれてしまう点だそうです。
んー、点検済みヴァージョンと言っても、だれがスーパーヴァイズするかがネックだし、ウィキを見てて面白いのは有機的リゾーム現象なんで、フリー・ソースがどこまで行くのか見極めたいとも思うんですが、同時にネット・ゾーンの“自由”がどこまで生き延びるか、、という問題でもあるな。どっかで“神の手”が現れそうな悪寒。
googleだって、結局ぜんぜん自由じゃないわけでね。やっぱり古本屋でポール・ヴィリリオの本を探そうと思う。
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