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2006-03-16

コメント

fenestrae

誤報めっけ >1886年の大学改正法

猫屋

あれ、デバケって86年じゃなかったけえ。これから調べて直します。
サンミッシェルに下宿してた年のはずだが、、。

猫屋

86はあってた。でも19世紀じゃなかったですね、サンミッシェルに猫屋が住んでたのは。
数字と固有名詞に弱いんで、通訳になれない→猫屋虎八

unso

 こんにちは猫屋さん。はじめまして。かなり以前からblogを拝読させて頂いていたのですが、初めてコメントを載せさせて頂きます。CPE問題(アンチCPEの運動も含めて)は、様々な領域で広がりを見せているようですね。「静かな」日本の状況と比較すると、いろいろな面で考えさせられます。日本の「ニート」達(に限らず若者一般)は、フランスでの運動を見てどう考えるのか、興味があるところです。

猫屋

こんにちは、unsoさん。そちらに時々おじゃましてます。(空眺めさせていただいたり、、)
フランスでの、大学や高校での“政治活動”、もちろん既成政党の影響を受ける“プロ”学生もいるけど、ノンプロが大部分でしょう。彼らの“初体験”活動は同時に“直接民主主義体験”でもあるわけで、尖った極右・と極左の破壊活動は別としても、家族や政府、メディアがそれを、距離を取りながらであるけど、支持するし、高校生であっても発言の機会を与える。これはまた、この大学生・高校生がフランスの未来なのだという認識が(お題目だけにしても)どこかにある。

日本では、たとえば青年層は消費者としてもその購買力は大きいはずですが、社会内の存在認知がないように思います。たとえばホリエモンを政治に担ぎ上げても、結果はこうなっちゃった。出口がないから、2chとかで内部分裂的になるんじゃないでしょうか。

こちらでは“フランス負け組”的ペシミズムが幅を利かせているんですが(勝ち負け自体はどうでもいいけいど)、フランスがマイノリティにとっても生き安い社会であり続けて欲しい。(生きやすいために外国人が増えすぎで、これも問題ですが、、、)

日本の“ニート”も雇用問題がネックだと思えます。教育を受けても、そこそこ“やりがいのある”仕事をオファーできない社会に問題があるのであって、若者に責任があるわけではないでしょう。仕事で得るものは収入だけではなく、人格形成というか、社会参加という役目もある。また今フランスでやってるような運動も、高校生・大学生にとっては大きな経験になるのだろうと思います。なんだか考えがまとまってません。

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