世界中、市民戦争だの、金融危機だの、「自然災害」だのと、どこもかしこも大変状態ですが、アタクシ個人生活でもそれなりに大事があったり、しかしそれらにもまして日本で起こっている事が(何故か;何故なのかは自分でもよく分かっておりません)おおいに気になり、311後は日本を向いてメディアウォッチをしておりまして、なにしろ一日は24時間しかないのわけで、ブログのほうは放置状態でございました。
それでも、もう2年半が(夢のように、あるいは悪夢のように、と言ったほうが正解かも知れないけれど)あっという間に、同時に中身の濃い10年のごとくに過ぎ去ってしまった。
いくらアタクシが欧州の一角で、悩もうと、がなろうと、日本を変えられるのは、あそこにすんでいる人々であるのは明瞭ですが、しかし、かの地では友人たちがおり、懐かしい風景や色や職や食が、きめ細やかな文化を創っている。
その世界が(これまでのコンクリート・百円ショップ文化同様)、さらに劣悪化して行くのは見ていて、本当に辛い。が、アタクシに出来ることなんざほぼゼロに近い。
もちろん、ここフランス、欧州、そして近隣するロシアでも、シリアでも、エジプトでも、状況は日々変化し、危惧されるものです。忘れ去られたかのような、アフリカ中央・南部も気がかりだ。
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ただ、日本の状況も、もちろん動いている人々の熱気は大きいにしても、「サイレント・マジョリティ」とカテゴライズされるのだろう、何事もなかったように日々を過ごす人々は多いし、何人かの親しい友人・知人のように、面と向かって、極端に排他的なことを言い出す人もいる。
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ともあれ、アタクシの力、というか、アタクシにできることは言葉を連ねることだけですし、勝手自由に言葉を選び、熟考できるブログ世界に、戻ってくるかと考えております。
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5月に日本に帰り、多くの友人にも会い、出雲と京都周辺のいろいろな場所を訪れました。後日、写真も含めて、ブログに残してみます。
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