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一曲はスローのGagnants/Perdants、つまり“勝ち組/負け組”:よいよ。生ギターと最後のほうでハーモニカが入る。フランス語をロックに乗せる技に関しては今の時点でコンタを超える人物はいないと思う。ジャック・ブレルの域に接近してる。
勝ち組になりたいわけじゃない。けれど負け組と見られることは絶対拒否する。。勝ち取るものは何もないけれど、失うものもない:なぜならすでに全部失ってしまったから。。。凱旋するリーダーはいない。人は決して勝ったり負けたりはしない。』(←即訳;時間あったら全部訳してみるよ)
ちゃんと歌詞を聞き取るべしな歌。
もう一曲は『Le temps des cerises』。パリ・コミューン時に歌われて以来、フランス大衆に引き継がれてきた伝説的シャンソン『さくらんぼの季節』である。映画ポルコ・ロッソでも歌われてましたね。しかし、さくらんぼが表してるのはパリ・コミューンにおける虐殺で流された血のことだと言われてる。デジール・ヴァージョンは聞きなれたノスタルジックに美しい旋律ではなく、のっけからあくまで過激:これも聴くべし。なお、以上にPDF版テキストと歌詞がついてます。
右上のイラストは、Jean Vautrin の小説を元にJaques Tardi が描いたBD、 Le Cri du Peuple 四部作四冊目の表紙であります。
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