François Fillon embarrassé par la poule Carla
カルラという名のメンドリに戸惑うフィヨン首相
ル・モンド2008年2月29日2月28日木曜日の農業フェアで、カルラは首相の両腕の中に舞い降りた:「美しくて赤毛だから、この名前を選びました。」とイヴ・ド-ラ・フォンシャルイエール(サルトにあるルエ社農場責任者)は説明する。仏大統領の新しいパートナーとのあまりに明白な類似に、いささか困惑したフランソワ・フィヨンだが、微笑んでこの贈り物を受け取った。
ジャーナリストたちを前に、ド-ラ・フォンシャルディエール氏はこう続けた:「しかし、彼女(雌鶏)がうまく歌えるかどうかは分かりませんが!」 ルエ社の責任者つきアシスタント、アニー・アルティはこう続ける:「マチニヨン(首相官邸)でうまく世話さえすれば、一日一個の卵を産むはず。」 段ボール箱に入れられたカルラは、4時間半の首相訪問で集まった、フィヨン人気のしるしとも言うべき首相あて贈答食料品の山に加えられた。野次馬の一人が「内閣解散なんて許しちゃいけないぜ!」 と声をかける。
マティニヨン邸の約10人からなる侍従が、贈与品管理と首相邸までの輸送にあたった。 首相とそのエスコートたちの出発時、あるジャーナリストが「カルラはどうしたの?」 と心配の声をあげた。ガードマンのひとりが「食べたいんなら、料理するよ!」 と冗談で答える。 金曜日、より外交的な首相の広報担当が最近やってきたニューフェイスの近況を伝えた:「あまり趣味がよいとは言えないこのプレゼントは、うまく調整してサルトにある友人の農場に預けるつもりである。」 これはタイミングがよい。サルトのサブレ・スル・サルト市の市長選挙リスト上候補でもある首相は、明日から地元での選挙運動に出かける予定なのだ。 カルラを車のトランクに入れて出発なのであろうか?
クリストフ・ジャクビスジン/Christophe Jakubyszyn
こういう楽しい、かつまた極めてフランス的文章を訳すのは早い猫屋です。たしかにサルコがいないと(アフリカ巡業中なり)国中ほっとしてるのが、街中やメディアでも、ひしひしと感じられちゃうわけ。
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