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2007-11-14

コメント

ラム

昔、東京でもよろずやさん、というのがあって、小学生の私が10円のお菓子を買いに行くとき、「ごめんくださーい」と言って入ると、奥から「はーい」って奥さんが出てくる。パリだったら、今でもこんな感じで、ぼんじゅーる、って言ってます。ちまちま、小さいお店が沢山あるのが好きです。日本では、大店なんたら法ってできてから、小売店は激減しましたよね。最近、急にマルシェに出店する店が減りました。何らかの税が上がったのでしょうか。
将来的にはマルシェ廃止して皆スーパーへ行け、という誘導?
フランスが米的になってしまったら、観光客を惹きつけるんでしょうか。全てがデジタル、イタリアとフランスは嫌がるでしょう?手造り大好き、母系社会だもの。
今ルーブルでやってるイラン展を見ました。日本人にお馴染みの赤鬼が地獄にいる絵があります。着物はペルシャとインドの影響が大だと思います。ご先祖にペルシャ人とインド人、イスラム系がかなり奈良京都に移住したと思われ、金属のたらい状のもの、茶道で使う器にそっくりです。

猫屋

フランスでは、実際に価格を決めてるのは、カルフールやメトロといったハイパーです。個人商店・市場(マルシェ)の全体売り上げにしめる割合はどんどん減っているはず(統計は見てないんでいい加減ですが)。アタクシは4年ぐらい前に市場に行くのをやめた。楽しいんだけど、ついつい買いすぎるし、とにかくハイパーに比べると値段が高いんです。

パリでは、今でもマルシェで買い物しているのは、時間はあっても大型店に行けない高年齢者。日曜朝のマルシェにはまだ余裕のある共稼ぎ世帯が来てるけど、週中はガランとしてる。

ワインにしてもチーズにしても、価格はハイパーを対象としてるし、そのために生産されています。まだまだ頑固な家庭経営のワイン製造業やチーズ製造業者はいるけれど、全体の5パーセントぐらいだと思う。もちろん、高級レストランや輸出向けだから、値段は高いにしてもこれからもハイレベル商品が消えてなくなることはないだろうけど、これも収入格差拡大とおなじパターンで、最安価商品の販売絶対数の増加、高価格・“高品質”商品の価格上昇と販売絶対数って傾向になるんだろう。。生産地の近い地方では、この現象は目立たないと思いますが、パリとパリ近郊は人口集中してるわけで、やがてはマルシェが観光的存在になっちゃうんじゃないかな、と思います。金持ちと年寄りの多い、ヌイイやヴェルサイユのは残るだろうけど。

ところで、イラン展は行く価値ありですか?興味あり。

ラム

こないだアラブセンターでFurusiyayaも見ましたがこちらはイスラム系の侍の剣と楯ばかりの展示で数も少なかった。首切り専用の刀は初めて見たけど。
イラン展のうち、源氏物語みたいなさし絵の細かさと、帯の柄に多い亀甲や、古代錦のような柄は、日本と共通で、ご先祖かなと思わせるものでした。あれだけの絵の展示は初めて見たので、私にとっては価値がありました。9.5EUR. 通常ルーブルのイスラム展示場には、この手の絵は皆無でしたから。筆の細かさや馬の絵も、日本の屏風の絵にそっくり。正倉院御物で有名な鳥毛立女屏風の顔に似ています。
食品も消費物も人間も、やっぱ二極化ですかー

k

お久しぶりです。 猫屋さん。
突然ですが、 狐と狸の化かし合いなんですよ。 グレーブ。
だって、メトロの数は日に日に減って行くのにもかかわらず、「グレーブをする人の数は減っています。」なんてニュースで言っているのはいかにも?な形だし。   今日なんて、半分のメトロは動いてなかったのに、グレーブの状況は良くなりつつあるなんて、言えないと思う。(言ってたけど)
おまけに、この雨,明日は大変だ!
猫屋パリ登場は、いつになるか?

猫屋

全体としてのスト参加者数は減っても、運転手とメカニシシャンの参加数は逆に増えてるから、メトロ・鉄道は動かないという結果になってるみたいです。あと政府および該当社ヘッドが広報活動として、希望的観測をそのまま流してる気もします。もう家に閉じこもってるの秋田県。

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