といってもね式水泳のことである。
スキーで転んで、右膝のじん帯を切ってから、泳がないと膝がうまく機能してくれない。つまり、泳いで筋肉を強化、筋力で膝を支えているわけだ。水泳を勧めてくれた膝専門の外科医に「じゃあ死ぬまで泳いでなきゃいけないわけですか?たとえば80歳過ぎても?」と聞いたら「然り。」と笑いながら答えてくれた。そうやって意識的にクロールを泳ぎ始めて、もう7年になるかな。
ブレスは膝に負担がかかりすぎるのでご法度。バタフライはきついのでパス。バックも1回プール壁にしこたま頭をぶつけて、やめた。というわけで実践しているのはクロールのみ。ただ海での遠泳では、外科医には内緒でブレスも混ぜる。疲れると、身体をクルリとまわして、空を見ながら足だけ動かして浮いている。
行きつけのプールでは、約40分の間、毎回同じメニュをこなす。
軽く肩と足首の運動をしてから、クロールでゆっくり150m。それから(プールの縁に手をついて)バタ足をだいたい200回分。そのうち半分はプール用足ひれを使って。次は足ひれを着けたまま、150mクロール。終わったらトレーニングパドル(手につけるヤツ)も使ってまた150m。これはゆっくりでもかなり息が切れる。そのあとは、用具なしで350mづつを3回。はじめはゆっくり、だんだん早く、壁にかかってる時計を見てタイムも一応気にしてみる。あとはクール・ダウンのストレッチを少しやっておしまい。これやらないと、あとで筋肉痛が辛かったりする。
合計1500メートル。
けれど、アタクシの泳ぎはなんともスピードがないんですよね。チャンピオンのロール・マノドゥ(女子20歳、身長たしか180)は猫屋の2-3倍速で泳ぎます、はあ。 行きつけのプールでも、横でブラスのお姉さんがひょいひょい追い抜いていく。
この頃は、水泳する目的は筋肉確保なんだから、いくら遅くたっていいもん、と開き直ってます。また遺伝らしいですが、コレステロール値がムチャ高くて、食事療法やったけど体重減りすぎて断念、薬も常用したくないんで、水泳するのはコレステロール対策としてちょうど好いわけ。(なお、実家で測ってみたら体脂肪率は16パーセントでした。)
プールで泳ぎ続けているのは、南仏の海での遠泳に向けたトレーニングという意味合いもあります。この遠泳がどんなにステキであるのかについては、また別の機会に書きましょう。
コメント