正確にいいますと、The Sahel Opera による Bointu Wéré という世界で始めてのアフリカン・オ ペラのことです。ちなみにサヘルとはアフリカの以下の国々をまたがる地方;La Mauritanie, le Cap-Vert, la Gambie, le Sénégal, la Guinée-Bissau, la Guinée Conakry, le Mali, le Burkina Faso, le Nigeria, le Niger, le Tchad et le Soudan.
このオペラのテーマは、疲弊したサヘルの土地を離れヨーロッパを目指す若い人々とその前に立ちはだかる壁、です。
このボワントゥ・ウェレ ビントゥ ウェレ、数年に及ぶ準備を終え2月にバマコで初演、オランダ・フェスティバルの一環として6月に行われたアムステルダム公演に続き、10月25・26・27にはパリのシャトレ劇場で上演されるんです。
このプロジェクト、アフリカでの活動が長いプリンス・クラウスのアイデアが発端となり、アフリカのアーチストたちからなるサヘル・オペラ・ファウンデーションが立ち上げた。オランダ王室とマリ文化省の協賛。
アムステルダムでのガラに参加したK夫人によれば、最初はそんなに期待してなかったんだけれど、あれは、オペラ歌手になるための声を持って生まれてきた本物のオペラ歌手による本物のオペラだった、とのこと。猫屋は最終日の土曜に行こうと思う。
ネットでもチケット購入可能です(15-60ユーロ):シャトレ劇場
The Sahel Opera (英語)
The Sahel Opera (仏語)
猫屋さん、ビントゥ ウェレです。
投稿情報: k | 2007-07-09 10:47