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2007-05-23

コメント

黒龍

ジャーナリズムも皆翻って安心して公に右に転向ってことですね。本当、選挙前は左一辺倒だったメディアの急変ぶりにもともと右だったこの私もビックリ。

下のほうの記事のどこかで田川さんがコメントされてたように、何事にも終わりがある ってことでしょうか。弁証法的唯物論、「否定の否定」による歴史発展の法則かも。

ところで、セシリアさん(マジ怖そう)、エリゼ宮の家族付きスタッフを4倍増員したそうですよ。なにしろ5人子持ちの大家族ですもんね。でも男の子も女の子も双子同士みたいによく似てるのね。サルコのヌイイもアパートはオブスの記事では今年の初めに2百万ユーロで売却済みということですよ。ですから現金の資産の大半はこれによるものでしょう。エリゼ宮入居をねらってさっさと売り払ったってことでしょうか?

フェミニストの猫屋さんは、あの新しい法務大臣、アルジェリア系フランス女性ラシダ・ダチさんのことどう思いますか?社会党政権ではまず考えられなかった人選ですよね。

とおりすがりt

ショックです。砦がどんどん崩されていきますね。

あとは、マスメディア内の労働組合がどこまで踏ん張れるかですよね。
それもどこまでもつのか。
近々、ストとかも日本のように、行使できない社会にさえなってしまうのではないか。
フランスの政治記事はベルギーとかスイスの新聞読むしかないですかね。

あ、猫屋メディアがまだ健在だったか。

猫屋

あーあ、、、
弁証法というのは、テーゼ、アンチテーゼ、それからジンテーゼであります。唯物がつくのはマルクスで、ヘーゲルは観念論とされていますだ。風俗はトルコ、これトルコ文化とはなんら関係ありません。なお、コロンバニはル・モンド社を去ってサルコ側につくんじゃないかとも噂されています。サルコ軍団のアラン・マンクの友人で、社会党つぶしのオピニオン・リーダーでした、プレネルをル・モンドから追い出したのもコロンバニです、はい。

黒龍さま、できれば前にも申し上げたように、ご自分のピーポー哲学系ブログをお立ち上げくだせいまし。猫屋、嘘つかない、けど疲れたなり。脱力。

猫屋

とおりすがり氏、すんません。上のコメントは黒龍氏あてのレスでありました。

どうなるんでしょう。リベもユマニテも瀕死状態ですし。あとはウェブ・メディアが株主規制・自己規制を縫って影響力を持つ可能性もありますが、なにしろovni でさえ、編集者の定年退職が続いて、世代交代だそうで。猫屋メディアは、はは、冗談ですってば。とはいうものの、先日飲み会で盛り上がった時、駐在の奥様から、猫屋はサルコジ追いかけ芸能レポーターにしたら日本ワイドショーで絶対売れるとお墨付きをいただきました。へへ。フレデリック・ミッテランは無理でも、ステファン・ベルヌみたいに蝶ネクタイでもしてフジサンケイ特派員デビューでもしましょうかねえ(悪い冗談でがす)。

とおりすがりt

いろいろ読んでみると、Colombani氏自身、だいぶあやしい人なのですね。
てっきり、またサルコにやられたのだと思いました。(そうかもしれないけれど)
まだ、後人が決まっていないということだから、まだ Le monde が良くなっていく可能性もあるのですね。(あまりなさそうだけれど)

スポンサーに頼らなく、なおかつ強いメディアってつくれない物なのですかね。ユマなんかネットだけにして、経費削減して、もっとみんな普通の人(?)も気楽に読める物にするとか。あ、レジスタンスの歴史から続く印刷会社が自分達の方にあるからできないなのか。
じゃ、ペトリ・カメラにスポンサー頼むとか。(冗談です)

ミッテランが最初当選したときは、ガタリなんかが押していた自由FM局でがんばった事を考えると、やはり強い自由メディアの確保は必要ですね。
でも、問題は、そんなもの必要でないと思っている日本人みたいな人がすでに増えてしまった事ですね。
チャベスが親米メディアつぶしたくなる気持ちもとてもわかるのですが、確かに民主的じゃないと言われてしまいますね。

やはり、目と耳と鼻に栓をして自己幽閉の身となるしかないのでしょうか?
あるいは、猫屋氏に産経又は読売新聞に就職して貰って、向こうの内部からじわじわと少しずつ変えてもらうとか。(それが一番現実的、とさえ思えるほどの状況かも。)

どちらかというと、僕は何年もテレビも新聞も読まなかったから取り残されちゃって、最近気がついたら周りがサルコ色の国に住んでいたとわかって、あわてて玉手箱をあけるかのごとく、周りをよく見回したらフランス・メディアの現状に気がついたのでした。(がびーん、手遅れっ)

どんなフランス人でも、68年をマルセイエーズのごとく誇りにしていたと思っていたのに。 書店で、岩波新書さえも買えなくなったなんて言うのは、今の日本だけだと思っていたおめでたいヤツだったのでした。
二度目の亡命としてフランスでたら、どこに行けば良いんだ?

せめて、コアビタッションになってくれ。
ここのブログは、グチれるから、ちょっと気晴らしになって良い。 
誰も愚痴ってよいなんて言っていないか。 大変失礼。

黒龍

猫屋さま、
私には自分でブログを立ち上げるエネルギーも根性もモーチベーションも勇気もありません。というわけでつい調子に乗り人様のブログにお邪魔してしまったと言う次第です。短い期間ながらこのブログの盛り上げ、アニマシオン に少しは貢献?していたのではないだろうかと(勘違いかも?)思うんですが。

これから読み専門にて、猫屋さまのブログの今後を、 あたたかく 見守らせていただくこととします。

猫屋

とおりすがり氏、
コロンバニという人はどうもよくわかりません。いい社説を書くんですが、13年という長い間でのル・モンドの舵きり自体の評価は難しい。現在の発行数は調べてないですが、確かフィガロを越していましたよね。批判は多いものの、ル・モンド記事内容は、全部とはいえないものの、質が高いわけで(たとえばフィリップ・ポンス氏)、これからのル・モンド(もちろんリベもですが)の動向は仏国の成り行き指標にもなるでしょう。結局のところ問題なのは、サルコジ選出ではなくて、世界資本がどうのように、権力を絡みとっていくのか、ということでしょう。

ユマニテとフェット・ド・ユマのないフランスなんて、、つまんない。でもユマを無料化したら共産党の収入なくなっちゃうんですよねえ。

某郊外にすむ邦友人が、うちのところは断然ロワイヤル票が多かったんだ、と自慢してました。まだまだ踏ん張ります、貧乏人。

黒龍氏、
ご苦労様でした。

田川

やはり異なる意見の投稿は、ご迷惑ということなのでしょうね。ブログの運営はそれなりに労力の要する無償の行為ですから、オーナーが迷惑だと感じられるのなら、控えるのが礼儀ですね。小生も失礼致しました。

猫屋

いやいや、田川さん。
それなりに、ブログにも“経営”(そんなもんないですが)方針つかポリシーがあるんで、ここでセシリア追っかけやってもしょがないと思うわけでありますよ。
トンピ女史のブログとか、フィガロ系マダムのブログとかもあるわけすし。本来はもっと翻訳や映画アート紹介したいんですけど手がまわりませんです。

男・岩鬼

サルコジが大嫌い。

猫屋

今日たまたまコーヒーのんだセーヌ沿いのカフェのおじさんが、あした前の通りをサルコが通るんだと、うれしそうに言うんで“あ、そう”とつれなく答えたら“え、サルコ嫌いなの?サルコいいじゃん”と言ってた。なんか小泉氏が最初に自民党をぶっ潰すとかいってて、かっこいーとか、今までの政治家とは違うーとか大人気だったなあ、と思い出しました。ヘアースタイルばかりではなく、たしかにそれまでの自民党とは違っていたのでした。

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