今週末はイケアに行って買い物、映画は最新イーストウッドとフレンチ・アニメ Azur et Azmar を立て続けに見て冬物服のバーゲン前の物件視察もしようと思ったのに、なんと熱出した。
なんだこれは、嘘だろ。しかし咳は出るは鼻はグジュグジュであります。でもって3日間家で安静状態。よく眠ってた間に冬時間になっていた。
なんと、南仏では気温は摂氏25度前後。TVで見たらビキニのご婦人が海で泳いでいる。ベランダでは、春の花と椿が並んで咲いております。ミニトマトも苺もまだしっかり実をつけている。もうすぐ11月なんですよ、大丈夫か、地球。
というわけで、久しぶりにTV三昧。頭痛くなるので本はよまず。で、今夜はアルテで、Saburo Teshigawara の パラ・ダイスを観た。ダンスはあまり知らないけれど、よかった。身体性とマシーン性と柔軟、あるいはやさしさがうまく不思議に共存していた。
そのあとはビリー・ワイルダーの映画 One, Two, three 仏語版(1961)を初めて観た。この映画、日本で上映されたのだろうか。壁ができる前のベルリンの話だ。しかし、ワイルダーは凄すぎます。アメリカ文化とモスクワ独裁とドイツ精神を、笑いという香辛料を使っていっぺんに料理している。おまけに色気があるんだよね。ジェイムス・ギャグニーが大活躍でした。至福の時。
そのあとでついでに、シリーズERを惰性で見て、いっぺんに21世紀現実に連れ戻されてしまいました。軽さが足りない。世界には軽さが足りない、と思うぞ。
あっテッシーだ〜(萌え)
とミーハーに逆上して久々にTBしてしまいました。何か、猫屋さんのリンク先を換骨奪胎してみせただけみたいで恥ずかしいんですが。
パラ・ダイスって、知らなかったんですけど、アルテの動画で垣間見えるスローな振り付けと共通した動きなのですかしら。
とまれ、お大事に。
投稿情報: imasaru | 2006-10-30 13:17
おお、おしさしぶりです。
テッシーっつーんですかあ、知らなかった。たまたまTVつけたらやってた。彼自身のソロもだいぶ前にアルテで見て感心したことがあります。日本系というか暗黒舞踏の影響が強くなってからの舞踊はあまり興味ないんだけれど、彼のはちょっと本質に関わってる気がするんですよね。これが彼の日本人性とどう関連するのかは分かりませんが、“身体性”と“動作=時間”の捕らえ方が新鮮で、たしかにカラダ自体が透き通っていく過程が見えたりする。瞬間=動きのなかに西洋的に言えば“檻としての”カラダが消えていくような。武道や能の動きにも近い軽さがあります。(あ、これは暗黒舞踏にはなかったような気もするけど、どうだろう)
投稿情報: 猫屋 | 2006-10-30 22:18
猫屋さん、テッシー と呼んでいるのはミーハーな私だけなのでどうか内密にお願いしますね。(実際には公演を観に来た若いバレリーナ風お嬢さんたちがロビーでそう呼んでいたけど)
動画がうまく作動しない場合はリアル・プレイヤーの方に該当先のURLを貼付けて開いてみたらどうでしょか?ウィンドウズだったら右クリック使うのかな。
あまり不具合が続くようだったら次のマシンはMacにしましょう!
投稿情報: imasaru | 2006-10-31 00:22
リアル・プレイヤーのダウンロードまでやってみたんですが動いてくれません。URL貼り付けもダメ。確かに、スパイウェアとかファイアウォールとかありすぎで管理しきれないっすよね。しかし、『お代官様、Mac だけはご勘弁お願いしますだ。わしら貧乏人には手がでねえだよ』。
投稿情報: 猫屋 | 2006-10-31 13:16