この美術館、あるいは博物館(仏語では明確な区別がないので微妙ですが)の性格が、アートなんだか民俗学なんだか、あるいは他のものなんだかというのは、こちらでもいろいろ異なった意見があるし、展示の仕方自体にも批判が多いようです。
歴史的、あるいは思想的知識の欠如をいいことに、なんでも見てやろうな無責任“覗きや”であるアタクシは、すべては“アート”であるという (同時にいわゆる現代アートはアートでなくて単なる資本主義システム提示であるという) テキトウな姿勢で、ヴァチカンのサン・ピエトロ聖堂や奈良法隆寺を見せていただいている。(実際の仏殿では、いったん拝んでから鑑賞させていただいてます、一応仏教徒。)
と、話はまた横に逸れた。
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本題はあのブロンリ美術館の特設展についてであります。
西洋人の鏡(複数)
"D'un regard l'Autre, une histoire des regards européens sur l'Afrique, l'Amérique et l'Océanie" つまり “他者への視線、アフリカ・アメリカ、そしてオセアニーに向けられたヨーロッパの視線(複数)の歴史” というタイトルの特設展覧会についてレヴューしている。
あとで記事内容一部を追記紹介する意向でありますが、前回は駆け足で回ったブロンリにはもう一度行くつもりなので、特設展について後日別エントリします。
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ひとまず泳ぎに行ってきます。
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