メモとリンクをいくつか。
このグーグルマップ久しぶりに見て、あきれた。まるで花火大会だ。3月11日以来日本の地震(1133)を、大きさと震源地の深さで、クロノロジックにアニメーション化したもの。なお、地震の大きさを限定したり、日数を変えたり、マーカー(スティッキー・ドット)を残したりいろいろできます。
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ナショナル・ジオグラフィックによる日本の災害レポート1/3(15分)
んー。東京近郊の埋立地から水が噴出す風景や、津波に向かって航海する船から見える海の様子など、始めてみる画像も多い。911の時もそうだったけど、つい繰り返して見てしまう。そして、人々の不幸とはまったく関係ないところで、海上の津波の動きや、その猛烈な力には理由もなく感動してしまって、これはツイン・タワーが崩壊する様子の見事さでも感じた。チェルノビルで働いていた叔父さんが回想して、4号機の爆発はいろいろな色で「とても美しかった」と言っていたのと同じ反応だろうか。
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これも地図をスクロールさせたり大きくしたりできる。採取方法が一定ではなかったりするので、下にある解説をお読みください。しかし、作った人えらい(猫屋デケヘン)。
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涙目で仕事しない(ナグリコム)さんとこから借りてきた。元ネタはコミックス系xkcdのこれ(なお翻訳はDNA氏とのこと)
人間が浴びる様々な放射線量と人体に及ぼす影響(日本語訳)(画像)
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全文読んでいない方のために。NHK「かぶん」ブログ、4月29日から
京大原子炉妍の小出さんは、ここで小佐古敏荘氏が書いていることは「まったくただしい」と判断している。
なお、小出ファンのために、京大原子炉研究所で行われた小出さんへのインタヴュー・ヴィデオです(1時間ちょっと)。
ヴィデオ・ニュース・ドットコム「原子力のこれまでとこれからを問う 小出裕章京都大学原子炉研究所助教」
しかし、この小出さんは(いい意味で)化石みたいな人だなあ。
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日本で脱(反?)原発運動が広がってるらしい。チェルノビル関連でググっていたらこれ見つけた。これまでのデモの様子などへのリンクあり。
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3月12日に行われた一号機の最初のベントに関する記事(5月1日、47news)
関連NHK記事(4月26日)
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5月3日のアサヒの記事
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日本で、原発事故や原子炉廃棄物に関する映画の上映会に多くの人々が参加しているようです。
この間紹介した2006年のトマス・ジョンソンによる「チェルノビルの戦い」、英語版「The Battle of Chernobyl」のヴィデオが見つかったので貼っておきます(画像も前にリンクしたのより良:1時間32分)
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なお、未だにチェルノブル4号機の中に閉じ込められている燃料、あるいはデブリ(溶解物全体)の量は不明。
また、ホットスポットが各箇所にあるキエフ市の住民待避がなかったのは、人口が多すぎて避難不可能と政府が判断したためらしい。
ググってて、こんなのも見つけた。
チェルノブイリ・ツアー 歴史上最悪の環境災害地を訪問 (チェルノブイリ原発事故25周年記念観光ツアー)
これも。ヴォイス・オブ・ロシアから
もひとつドーでもいい話:ロシアが放射能汚染のため日本車輸入を税関でストップしたと言う報道の後、某仏ブログのコメント欄で「放射能汚染済み自家用車持ってたら、広いパーキングでも自分の車をガイガーカウンターですぐ見つけられる。ラッキー」と書き込みがあって、そしたら次に別の誰かが米国のガイガーカウンターつきカー・キーホルダPRページ貼ってた。
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ベン・ラデンが米軍によって殺害・水葬されたそうですが、パキスタン新政府がアルカイダを見切って、米国CIAに居場所をリークしたと言う説がある(←いつの間にか劇的にやせたアレキサンドル・アドレーが言ってた)。しかしこの6年ぐらいは、ベン・ラデン、同じパキスタンのアボダバドにいた可能盛大(パキ軍設備すぐ近く)だそうだ。
イスマラバード郊外70キロのスワト原子力発電所(猫注;ここから原爆用核リソース摘出だろう)の近隣カウタにパキスタン・タリバンが在中していて、対原発テロ攻撃の可能性があり(+原発にタリバンが近づくなら攻撃するというインドからのプレッシャー)、近タリバンのパキスタン秘密警察(+軍+国民)をアルカイダ影響から遠ざける目的で、ベン・ラデンの居場所をCIAに通報した、と言うシナリオ。同時に、アフガニスタン戦終結には、タリバンとアルカイダの明確な分離が必要etc.。。。
このオペレーションの結果、パキスタンと米国が近づく可能性が大きく、そうなればアメリカはインドから遠ざかるかも知れない:以上のソースは一部だけ見た今日のC dans l'air:Un jour sans Ben Laden
これ、米国がアフガニスタンから手を引くきっかけになるかも知れないですね。エジプトはすでに見捨て、サウジからも米国は手を引きつつあるわけで、アメリカは新たな「モンロー主義」の道をたどるのか、否か。。。ブラック・スワンのストックはまだまだ残ってる。
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ブログ的御近所の「本に溺れたい」氏による「力作」新エントリー