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2008-09-24

コメント

ヒナキ

10年前にどっかの国でも見たような風景が今アメリカで繰り広げられてますが、その時はよその国が救ってくれなかったけど、今回は日本の企業がどーんと肩を貸しているようですね。
リーマンが沈んだ時MUFGは「泥舟を買う奴などいない」と言って支援を断ったそうですが、リーマンが泥舟でモルスタやゴールドマンは豪華客船なのかと言うとそうではないわけで…
一緒に沈まないといいですけどねえ。

仕事柄、リーマンの人とはつい先々週まで話してました。その人が今では職を失っていると思うと、「諸行無常」の4文字が頭から離れません。
リーマン・ショックの話をしていたら、BNP Paribasの人が「そういえば、1年前はパリバ・ショックとか言われていたのに、今やみんな忘れちゃってますねえ」と苦笑していました。

猫屋

今日のル・モンド記事に、Challenger, Gray & Christmas発表の米国金融セクター解雇者数が出てて2007年が153 105、今年はこれまでで103 000 だそうだ。プリンストン大学の教授は“去年は卒業生の半分近くがファイナンス業界に就職してたけど、来年は流れが変わるだろう”って言ってるですよ。

まあ、トップのトレーダーたちは、これまでの超ボーナスを“オールド・エコノミー”なやりかたでキープしてるだろうし、商売替えするか若年リタイアしても問題ない。けど、失業するのは彼らばかりではないからねえ。。。これからが大変です。

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