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2005-05-24

コメント

fenestrae

ちょいとグチりにおじゃまします。ほんとブルーですよブルー。こんなやつらが半分いるんだったらローズのTシャツやめて、来週からいっそブルーのジャケットにかえたいと思うくらい。自分のブログで解説記事書こうと思ったけど、もはや主観的なグチしか書けません。明日あたり書くかもですが。それにしてもGaucheのnonの議論のデマの多いこと。身近でも、おいお前もかというようなのが、そんなデマにやすやすとひっかかって。最近 C'est faux !が口癖です(笑)。今日も電話で友人と延々と議論。投票権もない人間が何の義理でこんな選挙運動まがいの議論してんだろうと思うんですが。しかし、 ファビウスのプランC発言なんか、嘘でもないだけに、その効果が困ったもの。私の中ではファビウスの今後の歴史的位置づけは来週の結果がどうでも「ヨーロッパ憲法をつぶした(つぶそうとした)男」。そして、シラク、お願いだからやめてくれぇ!と叫びたくなります。木曜のTV。また2ポイント確実に減ります。唯一救いは、前の日曜日のCanal+のダニーのしゃべり。TV見ながらいっしょに叫んでました。ルペンもいいけど、私の建設的案では、あとはダニーとノエル・マメールと大規模野外コンサートくらい。そしてオリヴィエ・ポストマンが欲しかったですよ、ほんとは。この前のTVでこいつの笑顔がほんとにくたらしかったこと。しかしリベラシオンががんぱってさえ効果がないんだものな。そういえば、ロカールをあんまり見ないけど、どうしたんでしょう?まあこの時期にトルコ、トルコ言われてもまた何だけど...失礼しました。今度はもうちょとまともな文を書きます。

nekoyanagi

fenestrae さん、いらっしゃーい。
いえいえ、ここはアンポリティカリ・コレクトが売りのね式読み世界ですから、ホットなdégazer/ガス抜き発言してってください。(根拠がないガス抜きは Non, merci ! ですが)
TVはほとんど見ないんですよ。コーンヴェンディ出てましたか。私も一緒に熱く叫びたかった。このごろは腹立つんで新聞もろくに見ていないです。なんかル・モンドの口調が“NON”許容に流れてる気がするのは、たんなるね式勘違いだと思いたい。あるいはエスタブリッシュメントが“NON”を許容すれば、“OUI”が伸びるっつー計算なのか。面倒なことになってしまいました。仏ブログ界あたりで、“NON”が勝利したらこりゃシラクの責任であるが、責任を取らないことで長生きしちゃうシラクへの批判票は“OUI”と投票することだよ、、、というのを強く出してくれるブロガーがカリスマしちゃう、、というのは駄目か。困ったことです。

結果、ねブロは当分映画評論でいこうとか思っったり。
反面、欧州中でEU憲法にもっとも詳しい国民は仏国の人、だそうで。けど、これだけ学習した憲法がペケになったら“もったいない”のにね。

Mari

もし今回の結果がNONであれば、EUにとっては20年の遅れ、なんて記事をどこかで読みましたが 最近

それならそれで仕方ねぇんじゃねぇの? という気が。 極右百姓が多かろうが、OUIと言われれば反射的にNONというのが性格であろうが かっこつけて国民投票なんかやってみたかった人がいたのが不幸であろうが

そういうおフランスを含めた共同体がEUだもん。 なんか、一家無理心中みたいな気もするけど。 

・・・もしや、フランスのNONで批准ペケになるのが嬉しい、これぞフランスの底力、なんて思ってる人いないでしょうね。

nekoyanagi/猫屋寅八

ども、mariさんお晩でがす。猫屋もやっとadsl通じたと思ったら、今度はN°2ノートのWifiが使えない、スキャナーも駄目。ms産sp2のたたりは末代まで続きそうです。で、こちとらもかなりの“humeur massacrant”なムード、 これって“虐殺したくなるよな気分”とでも訳すのか、、。

>もしや、フランスのNONで批准ペケになるのが嬉しい、これぞフランスの底力なんて
>思ってる
、、、人いるでしょ。てか、そうは信じてなくてもそう言わんと商売にならないのが、あのル・Xンとかなわけで、これもまた困ったモンデス・フランス。郵便配達男ブザンスノ君もそうじゃない?実際に権力構造内部に決して入り込むことがないだろう彼らの存在理由は、とにかく引っ掻き回すことだし。

ふらんす

自分でもエントリーしたことがあるテーマなんですが、フランス人ってまず「NON」だと思いませんか?私がフランスに住み始めてから(もう15年以上になるんですが)フランス人が「OUI」という主張をしているのは見たことありません。何にでも「はんたーい、はんたーい、ぜったいはんたーい」です。だから「フランスの皆さん、ヨーロッパ憲法には国民全員で反対しようではないですか」という雰囲気に持っていったら「反対にははんたーい」となるのではないかと(半分本気)。だって、「祝日が一日減らされるのに反対だから私はNONに投票する」「憲法の内容がよくわからない。わからないときにはもちろんNONに投票だ」という声も聞かれるくらいなんですから・・・。ま、それがフランスだといえばそうなんですが。

猫屋寅八

ふらんすさん、こんばんは。フランスってファースト・ネームでもあるですが、なかなかエレガントでいいです。(フランソワーズよりずっと粋)

まあ、結果がどうであれなかなか議論が進んできてかなりの“お祭り騒ぎ”化してきました。これは必ずしも悪いことではないと思います。

確かに、単なるお国芸の“批判精神”とは言えない部分も大きいんで喜んでばかりはいられませんが、少なくとも“お守”の決めた事例に“ははー”と従うよりはいいかもしれません←これの例がこないだの無給休日反対論です。

1998年だったかの5週間続いたゼネストのことも思い出します(ジュペが攻撃された、アレです)。こういう“祭り”状態時の国民+在住移民、皆さん非常に高揚してる。退屈しません。こういうわっさ・わっさで国形成してる人たちなんだ、と思ってます。

で、それを見ながら(猫屋も含めて)フランス人て馬鹿だよな、などと言いつつ在仏移民が連帯したりするのも、いとおかし。

fenestrae

先ほどのTV討論で、視聴者からのSMSで、コーンベンディットに、「もし月曜日の朝にnonが勝てば68年5月の再来とは考えないか?」と質問してきたのがいた。なにかすごい勘違だと思いますが、左の若年層になるほどこの乗りがあるんだなとわかりました。さすがにダニーも答えに窮してましたが。

猫屋寅八

今夜はさすがのあたしもTV見てました。どっから出てくるんでしょうね、この類の屈折した理想主義は。ビュッフェ女史の教条主義はいいんですよ、共産党なんだから。マリンヌ・ペンもド・ヴィリエもいいんです、デマゴーグだから。困るのはこの手だ。

ブザンスノ・ミスタ・ポストマンはすれすれのところでとどまってる感じで、結局は将来どこかでヨーロッパ正統左翼に行く気もします。リミットは、リアリズムでしょう。プラグマティズムとリアリズムは違う。

リアリズムは経験で学ぶものだからね。痛みがわからんとわからんと。
ダニーと同様、頭を抱えた夏の夜、でした。
ストロス・カンは衰えてないですね。だが、あの鋭さは良い知らせなのか悪い知らせなのか、判断できないし。

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