暑いです。熱い。あっつーおます。で、ベーゴンなんだが、これは欧州版キンチョウ。ドイツのメーカーでたしか、渦巻き蚊取り線香も作ってるはず。蚊がいるんですよ。
左の写真は(猫屋的にはあまり美しくないんですが)、今日パリであったゲイ・プライドの写真。
今年は"Marche des fiertés lesbiennes, gaies, bi et trans"と名を変えたようである。“レズビアンとゲイとバイとトランス・セクシャルの誇りの行進”か。んー、私の脳内辞書によるとレズビアンもゲイのうちなんだが、ま、トライバル・ネーミングは私が決めることではないわな。
“ヘテロ・セクシャル以外の誇りの行進”でもいいのに。するってーと、性的自覚のないお子様とか、カトリック聖職者がはみ出すから駄目か。いや、そうなるとフェティッシュで幸福な人はどうなるんだろうか。と眠れなくなりそうなので、このトピックはどっとはらい。
いえ、猫屋は映画見てきて今年のゲイ・プライド見学はパス。暑過ぎた。見た映画はシドニー・ポラックの“インタープリター”(別ブログで書く予定)。
あとの映画後恒例寿司屋はちらしのマグロが赤身・中トロ・大トロ、モーン・ディウ/オーマイ・ゴッド的にうまかった。
その後、オスマン通りに移りGap, H&M, Citadium/シタディオム(スポーツ), Decatlon/デカトロン(スポーツ)などを襲う。去年ぐらいから衣料品・スポーツシューズの値段がかなり下がってる。
春に買った黒いアシックス、夏は重いので白いアディダスを30ユーロで買った。ショーツもTシャツも10ユーロ(1300円)以下で買った。もっと安いのももちろんある。ユニクロに近い値段。
結局は、衣類のコタ/輸入制限がなくなって、中国製が大量に入ったって事だろう。でもこれは同時に、南米やトルコ、モロッコやバングラデシュ、もちろんスペインやポルトガル、東欧の製品が高すぎて売れなくなってる事でもあるな。
冷静に考えれば、俺、服買いすぎと思う。安いから、つい買ってしまうわけだが、これって100円ショップ症候群と同じ。気に入らなくて使わなかったり、すぐ飽きたりするわけであとは住処が倉庫化。
赤十字の古着回収も、集まりすぎて切断してるって話も聞くし。
買い物もエンタ・テイネントなんだよね。欲求不満解消。だけど今日使った金全部で、一枚の正真正銘ブランドTシャツを買おうとは思わない。
“贅沢”がなんなんだか、よく分からなくなってきた。“必要”というのも良く分からなくなってきた。
あんまり暑いので、途中3回カフェに退避、バー・カウンターでプレッション/ビール。これも買いすぎの原因であるな。大いに反省。
この間の入院手術騒ぎの医療費が(ほぼ)社会医療保険と任意保険でバックされたせいもある。事前の検査費用を入れなければ結局自己負担は個室代差額だけ。社会健康保険が大赤字なのも理解できる。
ちなみに、フランスでは義務教育は教科書も含めて無料。高校・大学も公立は(ほぼ)無料だと思う(確信なし)。パリ大学一年の息子を持つ邦友人は、一年で払った学費が安くてびっくりしていた。いくらだったかは忘れたが、今度会ったら聞いてみよう。
たしか、私立高校や私立大学も国からの補助があって学費はそれほど高くないはずだ。
そんなこんなでフランスの税率はきわめて高い。
しかし、学費が高くおまけに医療システムがやたら複雑で、ソフィスティケイトされた医療ケアが高くつくイギリスでも税金は高いし、物価もかなり高い。でも失業率は無茶低い。よく分からない。
ビールの飲みすぎで質問ばかりで答えもオチもないまま、どっとはらいい。