今グラフィック化されているのは3日の数値です:micro sievert
米国に指摘されて、政府と東電は原発から20キロ以内の大気中放射量測定を始めるという話(NHK4月3日 5時4分)20キロ内でも放射線量測定
マイクロ・シーベルトでも福島第1北西30km地点での(かなり高い数値は)あるけど、それだけ。また、第一で働く人受ける年間量がなくなってて、パリ・NYの往復フライトでの放射能量に入れ替えてある。
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アジア地区地震マップ:Earthquake List for Map of Asia Region
最後にマグニチュード6を越したのは3月31日の6.2だけれど、それでも4.5から5.9の地震が本州沿岸でき続いているのがわかる。
Recent Earthquakes - Last 8-30 Days
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時々目を通しているのはNHKWorld
IRSNの最新日本情報(1ページ):Situation de la centrale nucléaire de Fukushima Daiichi au Japon - Point de situation du 1er avril à 18h
UNIVERSCIENCE.TVから、ル・モンドネット版に貼られていた、IRSNの安全責任者ティエリー・シャルルの説明(3月29日インタヴュー、かなり早口の15分)です。
こちらはル・モンドネット版にはないですが、原子力監視市民団体CRIIRAD のRoland Desbordes が、福島第一の状況と、日本政府・東電から来る情報が少なすぎることへの批判、チェルノビルとの比較などを語っています(3月31日インタヴュー、16分)
仏語続きでル・モンド記事:La crise nucléaire, une épreuve difficile pour la diplomatie française au Japon ← “核危機、仏外交にとって厳しい試練”、サルコジの相撲批判、在日仏大使館の出した“待避のすすめ”等に関する記事。
大使館の出した最新ニュースレターでは、東京の仏トップシェフたちが作る暖かい食事とデザートを、福島20キロ地区からの避難所に、仏人ボランティアミニバスでが届けるキャンペーンを(一週間)行うと書いてあった。
なお、在日仏大使館が、放射能数値参照としているのは環境防災Nネットの英語版
仏サイド(政府・市民団体)の現行危機への認識(の猫屋解釈):今のところ放出される放射能率は一定しているが、福島第1原子炉からの流出を防ぐ緊急作業は極めて難しく、原子炉冷却も長期間続くと見られる。空気中の各種放射能物質の移動は、風や雨の動向に大きく左右される。また、福島第1で予想外の展開がある可能性も否定はできない以上、各個人は各種情報に注意し続ける必要があるだろう。
右のイラストはl'actu en patates から借りてきました。サルコ・菅会談の後、ガイガー検査でサルコはは放射線に汚染されてない(1)、対して(2)では、菅首相は「ブリング・ブリング」に感染してるらしいとわかった。首相の言葉「そんな気がする。なんだかライシテ議論を始めたくなった」。
以上GMT15:30。
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また書き加えます、のつもりだったんですが、100億献金した孫正義実業家(ソフトバンク)氏が企画し、いつもの後藤さんと田中さんと、爺ちゃん田原氏も交えた対談ヴィデオ見てて時間なくなった。下に貼りますが全長約3時間(うち最初の25分は孫氏とボランティア青年たちとの会話)。翌日ヴィデオ貼り替えました。
で、たまりに溜まったリンクもつける時間ないのでありました。グリーンスパン・ムバラク・カダフィー・原発etc.(まあ同じレベルにしちゃいけないんだけど)世界的世代交代が21世紀の大課題なんだと思う。猫注;孫子の兵法に代えて「孫氏の100億」つーのを飲み屋の壁に貼るべきかも。。。いずれにしろ、“見るべし”ヴィデオです。
寝る前にネット一覧して最初に見えたのが以下。
NHK(04-04:15) 国、 放射性物質の予測公表せず
毎日(04-08:46)福島第1原発:東電、ベント着手遅れ 首相「おれが話す」← 孫氏がヴィデオで言ってたけど、311時、東電首脳部が(大手メディアのお偉いさん方を連れて)中国行ってた話は本当だったんだ。あと、菅首相が東工大出ってのも知らなかった。
猫屋思うに日本の電力30パーが原子力依存だった。で、各個人(洗濯機・クーラー・暖房・冷蔵庫・風呂シャワーとか)や、都市部にありすぎ自動販売機やコンビニ・ショッピングセンター、それと生産業・サービス企業のエネルギーと水の供給システムを考え直せばマイナス30パーセントはクリアできるんじゃないか?確かに、コンビニや工場やショッピングセンターに働いている人々への影響も考察に入れなければいけない。システム全体のシフトが必要だろうし、時間もかかるだろう。でも、失われた生産は、多面の“再生”産でうめることも可能だろう。現行原子力業界も、原子力をなくす最先端業界としてやり直してもいいわけだと思う。
一方、アタクシのすむ国では原子力依存度は80パーセントでありまして、これはこれで大変です(戦争も遠くないところでやってるし)。
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書き込めなかったリンク集や「誰を信用すべきか」猫屋メモなどは、多分またあした:アウフ・ビーダ・ゼイン、ツアイ・ツエン。ヘルス・アンド・ピース GMT4日01:00
猫さま、こんにちは。
毎日毎日、状況は悪化しているみたいです。
毎日武田さんという方のサイトを見ています。
今日、「汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ」と題してドイツやノルウェーの気象予報を紹介していました。
http://takedanet.com/2011/04/47_afa2.html
怖がってもしかたないと思うけど、それは自分のことであって、まだ15歳の娘には断じて放射線を浴びさせたくありません。
福井県に原発がどっさりあるので、関西もひとごとではないんです。
京都にいると、なにごともないかのように日々過ぎていくんですが……それでも昨日は反原発デモがありました。
「汚染水が漏れた」「放射性物質検出」なんて騒いでないで、きょう・あすの食糧に困っている被災地の人たちの援助を最優先しろよ、と考えるのですが、本当は、原発の非常事態に私たちはどうすればいいのか、マスクしたほうがいいならしろとはっきり教えて欲しい、と思うんです。
投稿情報: midi | 2011-04-04 12:14
midi氏、
オーストリア気象庁のグラフィック予報、次のログにリンク貼っておきました。
当時の仏政府発表では、チェルノビル雲は仏国境を越えなかったはずが、実は通ってた。特にコルシカ島山岳部では、きのこや牛乳に高濃度で残り、“甲状腺がん”などの発生率(特に子供)が上がった。ただ、これを医学的に証明するのはとても難しい。25年後になってやっと、当時“危険はない”と発表した医師に対する民事訴訟が始まったばかりです。
放射能雲は風に乗り、雨も降らせ、意外なところにホット・スポットを作るわけで、おまけに汚染水のこともあるし、考えすぎると(今日のアタクシのように)胃が痛くなる。これは日本だけの問題じゃないんで、少なくとも“正確な”情報と危険予想を出す義務が日本政府にはあるでしょう。
実家にいる姪っ子たち(22歳と20歳)のことも心配になりますが、こっちで心配してもどうにかなるわけじゃない。これからは放射能との共存戦になるのでしょう。東電に対してはもちろんですが、自分の無力さにも腹がたちます。
投稿情報: 猫屋 | 2011-04-04 14:46