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2006-09-23

コメント

Hi-Low-Mix

ホントかなー、というのはさておき。
人間がすることなんてしょせんそんなものじゃないでしょうか。
多大なリソースをつぎ込んだからといって意義ある結果が得られるとは限らない。
それが世界だと認めてもいいんじゃないですかね。

猫屋

真偽のほどはさておきで、
んー難しいです。アタクシとしては、戦力的にいっても、元来の国(あるいは国々)に対して行う戦争行為とは異なった、タリバン叩き報復攻撃としてのアフガニスタン攻撃には反対だった。結局のところ、コスト(軍事費、そして軍人と非軍人を含む死者数、破壊)に対して得られた地域政治的なものはあまりにも少なすぎると考えます(続くイラク攻撃についても同様ですが)。まあ米軍の地域駐屯、ハリバートンとかの軍産利益と、中央アジアから中東での石油・天然ガス利権では得した人々はいるんだが。。。

当初に米国(ネオコン含む)が構想したハイテク、ノーダメージ近代戦というのは見事に失敗したわけだ。しかし、まったくもってひどい話だよ、と、今ちょうど読んでる小説のウクライナ戦のはなしもからめて、思います。いくつかの選択肢があるときに、最悪を選ぶこともできるわけです、ニンゲンというのは。

Hi-Low-Mix

アフガニスタン戦についてはさておき、イラク戦争は「最悪」でしたね。
当時のシンセキ参謀総長やパウエルさんなど軍人さんはそろって「やめとこうよ」「もうちょっとじっくりやろうよ」と言ったのに無視して超スピード戦。強引すぎるよラムちゃん。結果はご存じのとおりで、戦争には勝ったけど得られるものは何もなかったわけで。
ただ、ハイテク・ノーダメージ戦そのものが「失敗」とするのはどうかと。アルカイダなどの戦法もまた、一つのハイテク・ノーダメージ戦だと思われますので。

猫屋

まったくもって「イラク戦争」は“いらない戦争”だったわけですが、道義的な問題や国際協調無視などをひとまず棚に上げても、ハイテク・ノーダメージIT戦のプロモート=クラウセヴィッツ型対人戦の否定、それと相手が国家じゃないってトコを抑えずに情報作戦アナダラケで対ゲリラ戦やっちゃったのが、指摘されうると思うわけです。でも、テロ軍団、とまあ一応なってるわけだけれど、アルカイダをどう定義するかってのも難しい問題ですよねえ。

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