4月の末に始まった“難事”はひとまず山場を越え、この次の小難事はこの土曜と来週月曜に予定されているわけだが、さて、このまま“人生なんて、ららららー”とうらぶれたままでいてはすぐまたあの長い冬に突入してしまう。それではせっかく生まれてきた甲斐もないというもの。久しぶりにブログってみる。
今朝は軽く1500mだけ泳いだ。ゆっくり水をつかむようにクロール。集中して週4回ぐらいのペースで泳ぎきっていた頃の体力はもうないな。だがもう少し続けて体がすっと浮いてくるまでは泳いでやろう。地中海の塩分の多い透明な海を、魚や海草や青い空や砂の作る波状の模様を見ながら延々と泳ぐ楽しみが待っている。水着とゴーグルも買いなおそう。
砂浜で、タオルの上に横になって眼をつむると聞こえてくる波打ち際の子供達が挙げる嬌声と濡れた背中に当たる陽射しについて思いをはせる。夕暮れから夜に移るゆったりとした時間と海と空の色。そして氷をたくさん入れたパスティスとオリーヴとたとえばアストラッド・ジルベルトのボサ・ノバ。友人達と交わすたわいのない冗談。永遠に続くかに思える夏休みは、でもすぐ終わってしまうわけだ。そうなんだよ。
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久しぶりに“緊急な”用件なしの外出。あっけらかんとした青空と強い日差しの下でパリは突然地中海沿岸地方になってしまう。冬のパリは灰色一色なんだが、いっぺんにいろいろな色が出現することになる。
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さて、いくつかクリッピング。
セゴレン・ロワイアル関連ではダニー・ザ・レッド、コーン・バンディットの言がいちばん的を得ているように思う。ル・モンドのインタヴュー、
LE MONDE | 05.06.06
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ちょっと古いけどロラン・ギャロス関連で、ヘラルド・トリビューンのムスリムプレイヤーのアルサラン・レザイ紹介が面白かった。仏とイランの二重国籍所持者の彼女はイランでのシングルチャンピオンで今回はフランス人として出場。ウエアが黒系なのはムスリムだから。コーチは父親。でも仏テニス連盟とは無関係で、スポンサーもなし。だから遠征には節約のためキャンピング・カーで出かけるんだそうだ。そういえば、水泳のロール・マノドゥも水泳連盟とは仲が悪い。
ナダルはまたひと回りでかくなってロラン・ギャロスに帰って来た。眼が据わっている。21世紀のグラディアトールである。
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我が家では今度は掃除機がいかれた。困ったな。おまけに台所の下水管が詰まり気味である。薬剤を使ってなんとかごまかしているが、何時なんどき本格的に洪水するやら。修理依頼は高くつくであろうが、だいたいはこんなもんだ。金は必要な時には無いわけで。といっても、必要ない時にはあるわけではないがね。
マイレッジを使って日本に帰ることにした。しかし、タックスで153ユーロ取られる。これって二万円以上ではないですか。。。おまけに荷物は20キロまでで、以前のように追加分への執行猶予なし。セコイのは私なのか、社会なのか。セコクもなります、というか。
ご無沙汰しております。
あー、そのイラン人の彼女、TVで見たような…。たしか、お父さんは彼女をローラン・ギャロスに出場させるために借金までしたと解説者が言っていたような。プレッシャー、すごそう…とも思いましたけど。
男子決勝、ナダル対フェデレーに決まったみたいですね!楽しみ!!
排水管の詰まり、ガスで押し出すやつとかどうですかね?1ポンプ15メートルというやつ。うちは今までそれ一発で解決してるんですが。単なる詰まりだけじゃなくて、管が古くなってるとか、ハード面の問題なのかな?
最近、頭も時間もいっぱいいっぱい…という、セゴレンヌ・ロワイヤルが一挙に盛り上りをみせてきたなか全くニュースが読めてなかい状態だったので、リンク貼ってもらって助かりましたです。ありがとうございました~。
投稿情報: shiba | 2006-06-10 00:06
×「読めてなかい」→○「読めてない」
スミマセン
投稿情報: shiba | 2006-06-10 00:07
shiba氏、しばしのご無沙汰でござりました、なんちゃって。
でもって、セゴレンじゃなくてセゴレンヌであります。パイプ問題はどうも自然解決したような雰囲気。気温が上がったせいか、、不思議です。しかし、いちポンプ15メートルは地球に優しくなさそうで力強い。メモしときました。
あと、ル・モンドのナダル対戦者たちの言葉ってのも面白かった。
http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0@2-3242,36-781004@51-775355,0.html
投稿情報: 猫屋 | 2006-06-10 02:45