結局のところ、オランドが大統領。ホントOUFとほっとしました。これで九州再移民プランは先行きになり、また何年かは火山も地震も(今のところ)放射能汚染もない地に留まることになりそうだ。
でも、アタクシの予想(オランドとおサル様の票差は10ポイント)は見事に外れました。実際の発表はかなりタイトな結果で51.63 %対48.32%。しかしパリでは59.14%対40.86%とかなりの差がついた。つまり、アタクシの見知っているフランスは首都圏に限られてるということになるか。田舎に住んだことないからなあ。。。
貼った写真は、ワタクシが日本にいる間うちのギャラクシーII S 君が取った、5月6日の(社会党本部がある)ソルフェリノ通りとバスティーユ広場風景。
6時過ぎから夜中の3時まで友人たちとパリを練り歩いたそうですが、ギャラクシー君がそれほど社会党支持とは知らなかった:2回ともオランドに投票したそうです。なんで第1回投票にメランションに入れなかったのかと聞いたら、やはり(ジョスパンが破れ、ルペンが第2回投票に突出した)2007年選挙の再来が心配だった模様。
*
ちなみに、選挙後フランスに帰ったアタクシの感想ですが、たとえばSNSFの駅々でうるさかったラジオ番組の放送が次第になくなってた。悪い音質でポップス音楽に加え「キャルフールで買うとジャガイモ5キロのふた袋めは半額う!」などと早口でがなりたるの、最長15分の電車待ち時間に聞きたくなくても聞こえてくると、音源を(監視カメラと一緒に)バズーカで破壊したいくらいだったです:あれも「暴力」。
こんな風に(たぶん税金対策でおサル様に投票した人々も含め)フランス全体がほっとしている。
だって、パリの街に出れば、サイレンガンガンのパトカー・覆面パトカー、騎馬警官・マウンテンバイク警官・ローラー警官・私服警官のIDカードコントロール・バスを連ねた重装備CRS 等etc. うるさいは恐いは、が日常だったわけで、警察統治恐怖政治の5年間は(移民のアタクシにとってばかりではないだろう)、本当にしんどかったのです。
*
さて6月始めには総選挙がありますし、これからどうなりますことか。
メランションが「ペダロのキャピテン;つまり荒波に向かうペダル式足漕ぎボートの船長」と揶揄したオランドですが、ガムバッテもらわなアキマヘンがな、ほんま。
BON VENT !
コメント