復活祭の日曜日は、子羊の肩肉をローストして、ちょっとだけ上級のボジョレー(モルガン)も開けて、とにかく街では店舗も何も閉まってるし天気は悪いし寒いわけだし、卵型のチョコレートを食べながら、キリスト教徒じゃなくても、一週間の肉禁断もしてなくても、たまにはおいしいもの戴いて春の到来(のはず)を祝ってもいいよね、節分も桃の節句も春分もパスしたんだからさあ、それに物価がもっと上がって来年は子羊だって食べらんなくなると思うよ、、、などと(いつもの)言い訳をしつつ、怠惰に一日を過ごしたのだった。
TVは見ない。ありゃ単なる政府広報だ。あるいはスポンジ状脳みそ作成装置である。
と、オランダで欧州選手権水泳大会があったのだった。全然知らなかった。
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アラン・ベルナール/Alain Bernard:フランス・アンティーブ在住26歳、身長196cm 体重87Kg
3日続けて世界新ですよ。
100メートル自由形;47"60 (3/21), 47"50 (3/22)
50メートル自由形;21"50 (3/23)
消防士になりたかった少年アランは、たまたま水泳クラブの公開日に泳いでみて水泳を始めたんだそうだ。ポポフのファンだって。両手を横に広げると2m5cm。ヒエー!
欧州の10代層の平均身長は米国ティーンのアベレージを越えたという記事をどっかで読んだ。むむ。スピドの最新競泳スーツの威力もあるらしい。
まあ、競泳スーツはパスするとしても、しばらくサボっていたプール通いを再開する気分になったよ。
いつしかスポンサーの祭典になっちゃったオリンピック・ゲームは、いつものように素通りするつもりだったけど、競泳だけは見るか。ロール・マノドゥーとアラン・ベルナールですよ、やっぱ見なきゃ。しかし北京の夏もむちゃくちゃ暑いからなあ、あんまり期待はできないかもしれない。
と、こちらはインタヴュー
なお、いろいろ調べてたりしたら時間なしで“チベットの復活祭、続き”はまたあとで書きます。しかし、中国製品ボイコットなんて欧州にいてもちょっとやそっとじゃできない。なんつー世界じゃ。
うん。これは,久々に元気が出るニュースでしたね。見てて,気持ちよかった。
スーツのおかげだとか,好いビタミンをみつけたとか周りはうるさいわけで、、、。 皆,なぜ素直にスゴイといわないのだろうか?
投稿情報: k | 2008-03-24 18:35
1位になった時の喜ぶ姿、かわいかったですねー!ビタミンとかあったら、あんな喜び方できないでしょう。一気にファンになっちゃいました!
投稿情報: Amina | 2008-03-25 00:04
そう。でも、かわいいっつか筋肉すごすぎ。
話し方みてても、感じいい青年だよね。本格的に水泳始めたのが17歳だったかそこらへんで、変な“英才教育”子供のときから受けてないのがプラスになってる。
アンチーブで水泳三昧、、、腰痛めてるらしいけど、しかしうらやましいですな。しかし、ビタミンとかつい言っちゃうイタ男も素直でよろしい。。っつか、もろイタリア。
投稿情報: 猫屋 | 2008-03-25 00:42