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2007-04-30

コメント

URAMADO

 4月22日、近くの開票所に行ったら50%以上がサルコジ。ぞっとして帰ってきました。最近、オンフレイの記事やアズーズ・ベガグの本ばかり読んでいるせいでしょうか。サルコジの顔を見るたび、病気だと確信するようになりました。でも、これだけ左派が生きているフランスは、まだまだ健全。フィガロなどの体制批判のない御用新聞がなぜのさばっているのか、不思議なくらいです。
 ツィガン、自信過剰のジュリアンより、全然いいですね。身体の動きもかっこいい。ところで、グレゴリーの冥福を祈ります。猫屋さんの趣味ではないかもしれませんが。
 当方のブログは休眠状態です。
 
 

猫屋

ツィガンいいですよね。困惑したフランスで、サルコジの脅しとしか言いようのない態度や発言を(TVラジオでいやでも)目にすると、どうしたってこっちはルセンティモンの負け犬状態になっちゃう。たぶん、ファシズムとかブッシュとかetc.に脊髄反応で投票してしまう精神構造ってのがあるんだと思う。
ツィガンの、のびのびとした動きは本当にいいです。スターアックは見たことないのでグレゴリーは顔ぐらいしか知らないんだけど、ツィガンにはスクスク成長してほしい。(サルコ節に疲れるたびにツィガンのヴィデオ見てました。)
新市場主義に反対する(セクタリズムではない)新しい流れ、新しいヒューマニズムが欧州に生まれてほしい。別の場所にも書きましたが、フランスがアメリカになったら世界が困るのです。

Amina

こんにちわ。アメリカのようになったら、先進国の人にはあまり魅力のない国になりそうですね。先進国の人は経済的理由でフランスに来たりしないから、結局フランスに残る外国人は後進国からの移民だけのような。。。一般人の生活は、アメリカ、日本のような格差社会になるんでしょうね。いつも社会保障があった多くのフランス人には、まだそれがどんなものか想像できないんだろうなあ。左もまだいるし、最悪の場合はストすれいいという感じなんでしょうか。ストの権利さえも廃止されそうな勢いですが。。。。

猫屋

Amina 氏、こんにちは。
盛り上がってますけれど、これまではNS派の意見コピペTVや無料新聞しか読んでなかった人々もここに来て情報を(初めて)収集している(これはアタクシも同様)。たとえばロワイヤルには政策がない、経済面で弱い、と言われ続けてきた。けれど、バイルーとの対談後、一気に大きな流れができてきた印象があります。今まではサルコジの実質的スト権なし崩し、高額収入者優遇減税政策など実体が、強いサルコジのイメージの影になって見えていなかったわけですが、この3日でどうなるのか。本当に、ここに住んでいる人たちには外の実情はわからないからね。いい国なんだけども、なんだかんだ言って。。

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