タイトルはエマニュエルトッド、ポリティックの預言者。トッドのポートレイトです。
この14日に行われた、雇用をめぐるコンフェロンスで、ド・ヴィルパン首相の依頼を受け、統計歴史家のトッドがオープニング・スピーチを行ったんだそうです。記事によると、みずから自分を左派と見るトッドですが、サルコジもロワイヤルも“中身のない候補者(candidats du vide)”と形容、近年はド・ヴィルパンとの対話を続けている。
前回の大統領選では、このトッドが得意とする“大衆”論が、シラクのスローガン“フラクチュール・ソシアル/社会の断絶”になったいきさつがあります。
いままでは、俳優や歌手、コメディアンなどの大統領候補支援が話題になっていましたが、これからは学者・知識人が舞台に上がってくるわけだ。
仏知識人・大学人の世界でもアティピック、同時にメディア好きのトッドですが、来年の選挙戦ではどんな役を演じることになるのでしょうかね。
コメント