UMP党首にしてフランス内相、いつの間にか前の奥さんセシリアともよりを戻し、その上来年 5月の仏大統領選有力候補として、ハイパー・アクティフな日々を過ごすサルコジ氏なんですが、右の写真が今“すべての会話に出てくる”問題写真なんですね。あのカナール・エンシェネから拾ってきました。
問題は、いや不思議は、トム・クルーズ(168cm)より背が低いはずの(ただし公式には170cm)ニコラ・サルコジ氏が合衆国公式文書公認183cmのダブヤ・ブッシュ氏と並んで写ってることだ。同行した大臣によると、別に踏み台にのってたわけではないそうですが。。不思議。
なお、サルコ氏のワシントン訪問(9月12日)直後、シラク現大統領がブッシュ訪問、握手。また社会党時期大統領候補(と思われる)セゴレンヌ・ロワイヤル女史のセネガル訪問予定が発表されると、今度はサルコジ氏が急遽セネガルに飛ぶ、、などとかなりみっともないスラップスティックな選挙前線となっております。
はじめまして。
爆笑しました。
このネタ、日本のブッシュ第一人者の方に、ぜひとも聞いてみたいですね。
http://georgebush.exblog.jp/
そちらでは有名なんですか?
投稿情報: nounours | 2006-09-26 06:02
おお、始めまして、fugafugaの方のかたですか?(当時はお世話になりました)。
ブッシズムは米国版が翻訳されて、こちらでも一時はかなり売れていたようです。今では、アーア脱力度が強すぎて敬遠されているか、と思いきや、とにかくメディアにセンセーショナルに出さえすればポピュライティ(ってなんだ?)があがるという、ブッシュ-コXXミ的マーケティングで、次回選挙戦を展開しているのが、プチ・ブッシュという声もささやかれている、このサルコジ氏であります。
結局のところ、TVに出れば即買ってしまうという、近年消費者脊髄反応というテコを最大限に利用するのが最近の選挙の勝ち方なのは、何処も同じ秋の夕暮れ、かと。
投稿情報: 猫屋 | 2006-09-26 18:16
おもしろいですー。本当に最近、この3人の動向がTVによく登場しますね。
ところで、ロワイヤル女史が、この期におよんで(?)オランド氏と結婚(正式なというか)検討中という話があったのは、大統領選のためなのでしょうか。フランスでは書類上の独身者が大統領になるのはまずいとか何かあるのでしょうか。
そのあたりの知識が全くないので(???)状態です。
投稿情報: リヨン学生日記 | 2006-09-30 16:14
んー、どうなんでしょうか。いや、猫屋は極めて生暖かくロワイアル支持なんで、といっても選挙権なしでありますが、あまり今回のドタバタには詳しくない。ご両人はパクスはしてるんで、税金とか権利的に言うと結婚組みとさして変わりはないはずですが。。まあ、女史が大統領になった場合、ファースト・ミスターは結婚してた方が諸手当とか出やすい。また外遊の場合、ビザが未婚の場合おりないケースもあるかも知れません。
投稿情報: 猫屋 | 2006-09-30 23:42
あ~、なるほど。
ファースト・ミスターって面白いですね。まぁ、エリザベス女王の夫君などなど欧州にはいろいろいらっしゃいますが。(しかしH氏か...笑)
ロワイヤル女史の政治手腕は知らないのですが、彼女はS氏よりはエリゼ宮の晩餐会に似合いそうです~☆
投稿情報: リヨン学生日記 | 2006-10-01 13:34
なんか、ロワイヤル・オロンド結婚説はあのフィガロ紙が火元みたいです。もちろんフィガロはサルコ支持のはずですから微妙ですね。一時はサルコ氏が再婚(三回目)を考えたガールフレンドはフィガロの政治部記者だったしますが、これも微妙。
まあ、現夫人セシリアさんをサルコ氏がみそめたのは、実はセシリア嬢が当時のTVバラエティの司会者ジャック・マルタンと結婚した時、サルコ氏はヌイイ市長で市庁での結婚式を取り仕切った(当時サルコ氏も既婚者)。セシリアさんはコーラスガールだったんです。。。などと、何故に猫屋は詳しいんでしょうかねえ。
ロワイヤル女史サイドでは、かつての政治スキャンダル、レインボー・ウォーリアで爆弾仕掛けたのが仏情報局にいた兄弟の一人だってのがありますな。
投稿情報: 猫屋 | 2006-10-01 16:15
え~、すごい詳しい!!
サルコって俳優顔負けの(ステレオタイプ的発言)華やかさですねぇ~~。全然知らなかった。。
ロワイヤルさんのお兄さん(弟?)の件は今日ニュースで見ました! これも昔のスキャンダル(なのでしょうか?)を出馬の翌日持って来るというすごさを感じますね。。
投稿情報: リヨン学生日記 | 2006-10-01 22:33