まずはドイツ・アルゼンチン。
今回はどちらを応援するでもなく見守った。おかげさまで、というかなんというか、こういった試合を身びいきチーム応援して見始めたら胃が痛くなりそうだ。試合中の2ゴールはどちらも見事なヘッディングで決まった。アジャラのダイビング・ヘッディングつーのか、あれは凄い。
結局延長戦も1-1のまま、PK戦になる。独キーパー、レーマンが2シュートを止め、ドイツ勝ち。
しかし、合計120分の試合プラスPK戦というの長いよ。でかいキャピタン・バラックがへばってフランス・フット語の“ y a plus rien dans les chaussettes / 靴下の中にもう何にもない ” つまり足がヘタレた状態だったけどPK決めた。同時に審判も大変だな、と実感。
アルゼンチンは南米の個人技を見せて、前半では押し気味だったけれど、ドイツもオープンフットでよく動いていた。PK戦ではドイツが上だったわけだ。
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イタリア・ウクライナ
しょっぱなからザンブロッタが見事なゴールを決めた。兄さんイタリアの人だってねえ。うまいねえ。ウクライナがベビー・フット(テーブル・サッカーゲーム)のように縦に動くのに対して、イタリアはより柔軟に横に動く。おまけにブッフォンは見事にやってくるボールを抑える。一回なんてボールは見事に止めたんだけど、勢いで自分の頭をゴール・ポールにしたたかぶつけてやんの。いや、イタリアのデフォンスが固いので感心。
シュミレーション、ラフ・プレイもそれほど気にならない最高のプレイをイタリアは見せた。キーパー以外の全員がゴールを決める可能性がある、ってのは凄いよね。このイタリアと延長戦をこなしたドイツが準決勝でぶつかるわけだ。。微妙だな。
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さすがにここまで来るといい試合ばかりだ。気を抜いて見てるわけにも行かない。いまいち、やる気あんの?なチームも連戦を経て根性が座ってくるし、横のつながりもスムースになるんだろうし、そうじゃなきゃ負けちまうわけだな。
さて、明日はイングランド・ポルトガルとフランス・ブラジル。結局欧州以外のチームで残ってるのはブラジルだけですよ。
仏・ブラ戦の審判はイタ・豪戦をやったスペインの人です。ちと心配になる。
いずれにしてもよい試合をすればよい。もっとも強いチームが勝てばよいのだよね。
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