06/05 ロラン・ギャロス最終日 6-7 (6/8), 6-3, 6-1, 7-5
スペインの少年、ラファエル・ナダルが4セットの“激闘”の末、アルゼンチンのMariano Puerta (26歳)を倒した。初参加で初優勝だ。
2人のサウスポー・ラテンプレイヤーの試合は、グラデュエイターの格闘を思わせた。すごい。体力的に劣っていると見えたプエルタが良く粘り、あくまで譲らない。
テニスのコートはどんどん狭くなる。プレイヤーの体がどんどん頑健に、さらにすばやく、そして精密に次の動きを読んでいく。一球、一球の取り合いがピリピリと空気を切り刻んでいく。見てるだけで腹が減る。のどが渇く。
ナダルもプエルタも、あるときはカイテンレシーブでもってバレー・ボールを、ネット前ボレー合戦でピンポンを、そして気合のすごさで格闘技を演じてくれた。
ラケットと、ボールとネットを、少なくとも人間は発見したわけだ。生身で組み合うことを避けるために。コートを囲むグラダン/階段席を埋める観客--スペイン王Juan Carlos と王妃も含む --はローマ古代闘技場の観客のように、見事な戦いに酔い、戦士を祝福する。
ロラン・ギャロス開催中に19歳の誕生日を迎えたこのgamain/ギャマン/少年は身長186cm、体重81kg。でかいが、まだ育つんじゃないか。頑健な身体と、テクニックと、読みと、根性のすべてを備えている。あと10年は暴れるだろう。期待。
ついでにコメント。 少年って体つきじゃないじゃないですかぁ。バスクで石臼でも転がしていそうな。
投稿情報: Mari | 2005-06-06 16:48
せっかく今回のエントリはリリックに行って見たのに、バスクの石臼で猫屋はコケル。
オフィシャル・サイトとか見て回ったらこの一年ぐらいで身長が数センチ伸びてるんだよね。子供子供した顔とのミスマッチが粋。ライオン吼えは、なんかシャウトするbjork風でした。膝下ピッチリ・パッチがなー、辛そう。(アンダーをTバックにすりゃいいのにとか思ったけど、それはやりすぎでしょう、、、とmariさんにネタ振り)
投稿情報: 猫屋 | 2005-06-06 17:54
あら。パーツ修理直後のカラダに石臼は毒でしたか。 失礼致しました。
せっかく振っていただいたTバックですが、ベビーフェイスなので頂けない。 19歳なりたてなんだから、ベビーフェイスでいいんだけど。 でもファンはそれで激増するかしら。
テニスの服装も、昔に比べてずいぶん緩くなってきましたね。ウィンブルドンでTバック登場も、時間の問題かしら。・・・つい釣られてしまいましたが、Tバックのせいではありません。・・・検索「Tバック」でお客が増えるかも! 猫屋さん。ドウシマス?
投稿情報: Mari | 2005-06-07 10:18