これもひとまずクリップ、仏語なんで申し訳ないですが、“イスラムと暴力”をめぐるものふたつ。
Du principe de précaution avec l'Islam
イスラムに関する基本的注意事項
ピエール・アスーリンが作家メデブ/Meddebの本を紹介しつつ、ヨーロッパとユダヤ・キリスト教、イスラムの関係を批評したもの。
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L'islamisme est la maladie de l'islam, mais les germes sont dans le texte
イスラム原理主義はイスラムの病、けれど病原はテキスト内にある
これは上記ブログのリンク先;Abdelwahab Meddebのリベ・インタヴュー。イスラムと教皇とヴォルテール。
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直接な関連はないものの、
参考:ル・モンド記事 アンリ・タンクによる、過去40年間におけるローマ教会とイスラムの関係、
宗教:ローマとイスラム、うまくいかない対話(と一応訳してみる)
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翌日追加:水曜日にル・モンドウェブで行われた読者とのチャット。あのタリック・ラマダン/Tariq Ramadan が答えています。イスラムを語ることはタブーとなったのか?
なんと4ページという長さ、一瞬訳そうかと思ったのですが、挫折。フランスのスカーフ問題でもいろいろ論議をかもし出したムスリム兄弟社にちかいラマダン氏ですが、今は確かトニー・ブレアのシンク・タンクに属しているはず。
時としてダブル・スタンダード性を批判されたラマダン氏が、ここでは(やりすぎの観もなきにしもあらずだが)きわめてポリティカリー・コレクトな話をしている。いずれにせよ、イスラム自体の多文化性、また教義をカトリックのように一本化することの危険性など、興味深いものです。
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