前半終了、やっぱり 0-0。
シュートの瞬間に “?” が頭のどこかに浮かんじゃう感じだ。ヤバイ・ヤバイ。
スイスは対韓国戦で一点入れてる。
パスがつながんない。マケレレもミス多いし(これってジダンおやびんがいないせいか?)、
アンリは中田状態だし、トレゼゲもいまいちリラックスしてない。サンバが足りない。ヤバイ。
Enfin bref の “ Ouf !”
試合開始後55分、ヴィエラがゴールを決めたのだった。やっとですよ、やっと。これで“呪い”は解かれたと信じたい。レ・ブルは開放されたと思いたい。うううう。61分めにはこれまたヴィエラのパスをアンリがシュート。久しぶりのアンリらしい、アーティスティックとゆーかなんとゆーか、つまりアンリのシュートですが、これがきれいに決まりました。
ヴィエラのゴール直後は開け放ったヴェランダの外からも、大きなため息と言うか、うなり声というかが方々から聞こえる。そういえば今日の夕方は帰宅に急ぐ人や車が多かった。本来金曜日はこんな雰囲気じゃないんですが。いちおう、“ ?” 印を胸に秘め、自宅で謹慎観戦組みが多かったのでしょう。野外の大画面もなかった。
その後、『ゴールもう一本追加ね』 の注文は残念ながらかなわずでしたが、2-0 、予選通過ということでひと安心。聞けば本日はジダンの誕生日(34)ですが、ヴィエラも今日で30歳。おう、おう。ヴィエラの厄落としで、仏チームのWカップ・アヴァンチュールはこれから始まるんだよ、と言いたいところだが、次の対戦相手はあのスペインです(火曜日)。8年の呪いは本当に解かれたのかどうか、わかるのは火曜日ですね。
若さがウリのスペインに対して、ドメネクはどういうチーム編成で向かうのでしょう。いずれにしても、いい試合を続けてもらいたいもんです。なおトーゴのキーパー、アガサをはじめ、アタッカー達の速さ・身軽さはすばらしい。欧州のサッカーを、ある意味でささえるアフリカサッカーはもっと注目されていいですよね。
試合後、ユニホームからトランクスからシューズまで取り替えて、アンリが(ほぼ)トーゴ色になってました。リベリも。
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てなわけで、なにはともあれ The Show Must Go On !
ベスト8を狙うのは、ドイッチェランド・スウェーデンの森・アルジェンティーナにヴィヴァメヒコ・エゲレス・エクアトーレにポルテューゲ・なんだオランダ、+なスイッツェランド・アイターリア・ウクライーナ・ブエジイール・エスパーナとオーストラリーアにガーナチョコ、プラスおフランス。疲れそうだが、欧州9国+ウクライーナ、中南米が四国、太平洋一国、アフリカ大陸一国か。んー、お腹いっぱい。
何はなくともラテンに、サンバ・サンバ・サンーーバ!!
本当に、ouf! なんか、やばかったけど2点とれたから、よかったか。でも、4チームの得点表を新たに見直してみると、フランスは負けてないんだし、見てる側がフランスチームに高望みしすぎなのかとも、思いましたがどうでしょう。 はたして、ジダンの姿がもう一度見れるでしょうか? アルセン ベンガ−(こう書くのかな?)も解説で言ってたけど、「普通6本シュートをうったら、一本は絶対はいる。」そこが、3点目をとれなかった結果につながったと思うけど、なんではいんないの〜。 もうイヤ。でも、とりあえづは、でかした!かな?
投稿情報: k | 2006-06-24 09:07
猫屋さん コメントありがとうございます。というわけで、お礼参り(^^; です。
フランスの予選リーグ三試合のシュート結果のデータ化しました。
総シュート数 41
うち枠内シュート 16 (39%)
対戦国別
対スイス 枠内率 3/9 = 33% 被枠内率 4/7 = 57%
対韓国 枠内率 4/15 = 26% 被枠内率 2/5 = 40%
対トーゴ 枠内率 9/17 = 52% 被枠内率 2/8 = 25%
このデータからすると、最も危険だったのは、スイス戦で、これは明らかにキーパーのファインセーブのおかげと運です。これをスコアレスドローにできたのはかなりツいてます。韓国戦は、これもキーパーのセーブと韓国の総シュート数を制御できたディフェンスの成果でしょう。このデータで韓国に十本打たれていたら、2点取られてオジャンでした。
ついでに、アルゼンチンの予選三試合のデータ。
枠内シュート率 16/30 = 53%
枠内シュート得点率 8/16 = 50%
SCG戦を除くと、
枠内シュート率 7/19 = 36%
枠内シュート得点率 2/7 = 28%
アルゼンチンは、予選3試合で平均10本のシュートを打ってます。オランダ戦でも10本。すると、3.6本は、枠内シュートですから、失点1は覚悟しないといけないですね。
とすると、フランスが勝つためには、2点取らなければならない。フランスの枠内シュート得点率を25%と想定すると、2/0.25=8で、8本の枠内シュートが必要で、枠内シュート率を35%とすると、8/0.35=22本となり、これは結構くるしい。枠内シュート率が50%なら、8/0.5=16本でこれなら何とか。
しかし、相手はアルジェンティーナ。枠内シュート率もやはり下がるでしょう。いずれにしても、1点を争うことになります。私の予想では、フランスのディフェンスがアルゼンチンを封じ込めれば、1対0でフランスの勝利。もし抑えきれなければ、1対2でアルゼンチンの勝利、と考えます。
投稿情報: renqing | 2006-06-24 22:33
アホなrenqingです。スペインとアルゼンチンを間違えました(-_-;。なんで、メキシコ対アルゼンチンがやってるんだろう、と訝しんでいたら、はたっと、私が勘違っているのに気づきました。
スペインのデータは、下記です。
枠内シュート率 33/62=53%
枠内シュート得点率 8/33=24%
スペインは、1試合平均20本のシュートを打っていて、その枠内率は、50%以上あります。また、枠内にいったときの得点化率は、どの強国とも似たり寄ったりで、24%。そうすると、フランスは、20本シュートされ、そのうち枠内にいくのが10本。そのうち、得点になるのが、2.4点。ううう、これはなかなか厳しい数字。現在のフランスの貧打ぶりを考えると、打ち合いでは負けますね。
なんとか、フランス守備陣が踏ん張って、スペインの総シュート数を10本程度におさえ、失点を1でしのぐ。で、フランスは総シュート数を20本は打つ。これが、スペインに勝利する道ですね。失礼しましたー。
投稿情報: renqing | 2006-06-24 23:57
いやいや、このままフランスチームが安全チンにぶち当たったら負けであります。でも、ニュメリックにはスペインにも負けまする。
フットで面白いのは、まあこじつけですが、極めて社会的に開かれたスポーツであるからだと考えます。コマーシャリズムもあれば階層性もあれば対大陸性、ナショナリズムに精神性。たとえば人間と言うのはそうなんだよね、とか思う。このコンプレックスさが魅力なので、明日は明日の風が吹くのでしょう。
フランスでは、久しぶりに平安な週末です。
投稿情報: 猫屋 | 2006-06-25 01:24
K・ディオップさま、
んー、どうだろ。対スペイン戦には誕生日に2ゴールを送られたジダンは入れねば、ですが。現在のチームのダイナミズムを崩してはいけないです。やっぱり4-4-2でしょうか。するってーと、どうなるんだろ。
今頃ドメネクは占星術に走っていたりとか。これ困るんだよね。若手か経験か。。。シセいないし。トレゼゲはまだ眼が覚めてない風でしたし。ムスリム・リベリもイマイチ押しが足りないんですよねえ。あーあ、火曜日ですよ、ビッグ・ゲーム。マケレレ、ゴール決めるべし、だよな。
投稿情報: 猫屋 | 2006-06-25 01:59