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2009-11-28

コメント

Snowy

すごい。まさに怒れる男ですね・・・

猫屋

怒ってるのは、オンフレばかりじゃないっす。

訳文手を入れたんで、も一度読んでみてね。いろいろリンクもつけました。

パリのりんご

カミュのお祖母さん、お母さんのお墓のあるアルジェリアのTipazaにアルジェからタクシーを飛ばして行ってきました。

カミュの随筆「Noces à Tipasa」に感激して、絶対に行かなきゃと思ったからです。昨年の3月でした。気候は穏やかで落ち着いていながら、優しい色気がある町です。古代にはフェニキア人の植民市だったせいか、永遠を感じさせる何かがあります。

もし、本人が墓所を選んだなら、きっとここに眠りたかったろうなーと切なくなりました。パンテオンの冷たい地下じゃないよねー。。。

以下 Noces à Tipasa の全文はここにあります。
http://www.diplomarc.org/files/Noces%20%E0%20Tipasa%20de%20A.Camus.doc

彼は、アルジェリアのサッカー・チームのゴールキーパーでもありましたよね。

猫屋

うわあ、ティパザまで行ってきましたかあ。うらやましい限りです。
本当に、カミュはパンテオンに似合わない。まあ、アンリ・ゲノが地中海沿岸機構がらみで思いついたんでしょう。まだ、ミッテラン(大統領のほう)とかジョスパンとかが言い出してたら話は別だったかもしれないけどさ。。

カミュの話と現在時点での“国家”アイデンティティの話は、簡単につなげられるもんじゃない。怒りたくもなります。フランスをぶっ壊して、カミュをパンテオンになんて、泣けてきちゃうよ。

Noces à Tipasa、これからじっくり読んでみるです。

猫屋

えっと、も一度猫屋でがす。

上に貼った、Le déserteur の歌詞ここを書き込みます。←ボリス・ヴィアン

Le déserteur

Monsieur le président
Je vous fais une lettre
Que vous lirez peut-être
Si vous avez le temps.
Je viens de recevoir
Mes papiers militaires
Pour partir à la guerre
Avant mercredi soir.
Monsieur le président
Je ne veux pas la faire
Je ne suis pas sur terre
Pour tuer des pauvres gens.
C'est pas pour vous fâcher,
Il faut que je vous dise,
Ma décision est prise,
Je m'en vais déserter.

Depuis que je suis né,
J'ai vu mourir mon père,
J'ai vu partir mes frères
Et pleurer mes enfants.
Ma mère a tant souffert
Qu'elle est dedans sa tombe
Et se moque des bombes
Et se moque des vers.
Quand j'étais prisonnier,
On m'a volé ma femme,
On m'a volé mon âme,
Et tout mon cher passé.
Demain de bon matin
Je fermerai ma porte
Au nez des années mortes,
J'irai sur les chemins.

Je mendierai ma vie
Sur les routes de France,
De Bretagne en Provence
Et je crierai aux gens:
«Refusez d'obéir,
Refusez de la faire,
N'allez pas à la guerre,
Refusez de partir.»
S'il faut donner son sang,
Allez donner le vôtre,
Vous êtes bon apôtre
Monsieur le président.
Si vous me poursuivez,
Prevenez vos gendarmes
Que je n'aurai pas d'armes
Et qu'ils pourront tirer.

わど

翻訳をありがとうございます。

正義ある自由――このキーワードをはじめて知りました。
正義だけを叫ぶのは誤り、自由だけを主張するのも誤り。

いままで迷っていた判断の何割かが解決するだろうと予感しています。

猫屋

わど氏、

いや、アタクシの拙訳を読んでいただいて、ありがとうございます。
まずは、カミュとその言葉を思い起こさせてくれたオンフレがいたわけです。

翻訳は、日本語を忘れないために、それと原文理解をちゃんとしたいがために道楽でやってますが、でも、言葉は通じてナンボなわけで、読んでくださる方がいると、やはりうれしいのです。

さっき、第11段落だったかな、の間違いを訂正いたしました。訳すのに、4日(訳3時間x4)ほどかかったけど、誰かに読んでいただけるなら、それで何かが伝わるなら、これはもう、仲介者としては本望なのでありました。

midi

初めまして。といっても私はROMですけど常連なんです。いつも楽しく興味深く拝見しています。
カミュもヴィアンも、自分の中では若い頃の思い出とともに埋没しそうになっていますが、最近、再び彼らの著作を見つめ直していたところでした。
オンフレの文章、体の奥に沁みました。翻訳ありがとうございます。

私は、猫屋さんがコメントに掲げられた「脱走兵」を訳してみました。

猫屋

ただ今猫屋、日本漂流中の住所不定無職状態。
ミディ氏、落ちついたらちゃんとお返事と状況報告もいたします。こちらは『ひっちゃかめっちゃか』状態ナリ。やっと今夜はネットのあるとこにたどり着いた:というわけで、アタクシもほぼ脱走兵状態にあるのでした。

みみみ

もうフランスへお帰りでしょうか?
なんだかこの一年は、熱かったのか、冷め切っていたのか、分け分からん状態の尻切れとんぼのぐーだぐだ感があるのですが、何とか乗り切れてここまで来た。ほっと一息です。でももう明日から新しい年だ、わー。
流されちゃおりませんが、零細極小の私達の仕事にもじんわり影響あるんですね。
ざーわざわの日本はいかがです?
なんだか、ここまで生き延びたことに感謝したくなってしまう大晦日です。
今年も一年ありがとうございました。猫屋さん。
来年も宜しくお願いします。
良いお年をお迎えください。

猫屋寅八

ミディ氏、
『脱走兵』の歌詞翻訳、読みました。うん、変におフランスしてない、いい歌です。ヴィアンはよく知らないんだけど、ヴィアンとバエズの真摯みたいのがばっちし効いてるヴィデオでなんとなく、はっつけて見ました。怒って当たり前的時代がまた来ちゃった。でも、日本の人は怒らないんだよねえ:不思議。ちびちびとですが、ミディ氏のブログ拝見しております。

みみみ氏、
帰って着ましたよ。旅行もしたし、家族・友人・親戚にも会って、買い物もし、酒も飲み、めまぐるしい13日間でした。大きな手術を受け退院直後の弟の顔を見るのが第一の目的だったんですが、毎年帰国時には必ず会いに行ってた叔母が倒れるという事態が重なり、動転しました。

日本のことはもうちょっと休んでから書きます。なんか、ヒジョーに疲れた。

本当に、変な年だったけど、生き延びました。借金もなく、健康で、帰る我が家があることだけで、これはこれはラッキなんだと思います。

このところパニクリ猫屋はブログ不調;書くこと思いつかない症候群なんですが、来年は上昇(気分のこと)思考で行きたいなあ、とか思うんであります。猫屋の自由は書くことで保障されてるからね。

midi 氏も、みみみ氏も、わど氏も、パリのりんご氏も、snowy氏も、みなさん、よい年をお迎えください。

さあ、アタクシはこれからしんみり一人でシャンペンを飲むのだよ。

関係ないおまけ:サルコ御殿の人気がた落ちであります。わーい!

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