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2008-01-18

コメント

ヘリオトロープ

日本人より理屈っぽくて民主主義が浸透しているかと思っていたフランス人が、小泉のようなサルコジを選んだとき、とても失望しました。こちらの記事を読んでなるほどと思いました。日本とあまり変わらない状況になってしまっているのですね。

猫屋

今、現在進行形の経済危機の影響が、米国大統領選挙もですが、どれくらい仏政治に影響を与えるか、という局面もあると思います。

米国や英国並の経済成長力を得るためには、民主社会主義から脱出する必要がある、、という確信があったし、政治とはメディアを独占するすればそれでイッチョ上がり、とサルコは踏んだわけです。それで、ブレアやブッシュのコピペをやった。

だが実は、ブッシュとそのクローンたち;アズナール・ベルルスコーニ・ブレア・コイズミはすべてイラクで転んでいます。

フランスは、その米国近似策を、他国に遅れてサルコジが始めた。それとあまりのはしゃぎぶり(コピーはつねにオリジナルを真似しすぎで愚劣までに到る)は結局フランスという国の“本質”から遠すぎるものだ。

移民も含む、仏国民の多くが今練っているのは“いかにしてサルコジを座敷牢に閉じ込めるか”作戦です。なにしろ腐っても革命の国です。ご期待ください。

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