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2006-10-28

コメント

Sekko

 はじめまして。春頃から愛読してます。金曜にTitien展に行きました。9月13日からやってますよ。私は9月26日の開館時に行ったのですが、もう列ができていたので、予約することにして1カ月後に出直したのです。でも13時半と半端な時間だったせいか列はなく、予約の割り増し料金1ユーロがもったいなかったです。ご推察どおりフィガロ週末版を見ていくことにしたのですが、決定的なのは、宣伝に、ドラクロワの「だれでも120歳になったらどの画家よりもTitienを好むだろう」という言葉が引かれていたからです。私は四捨五入して120歳の半分でそろそろTitienが好きになれるかなと期待しました。80代後半まで現役で活動したというのにも惹かれます。権力者の肖像に、カリスマ性もまた官能性のひとつの表現なのかなあなどと思いました。
 ケーブランリー美術館の記事も興味深くく読ませていただきました。こちらも来週の火曜に予約券を買いました。楽しみです。
 これからもいろいろなお話を期待しています。

猫屋

Sekko さん、はじめまして。
ティッティアーノ展、9月からだったんですねえ。かなり人気あるのは、他に大型展がないせいかも知れません。会場狭いから入り口付近に人が人が団子状態でしたよ、アタクシが行ったときは。

“ドラクロワの「だれでも120歳になったらどの画家よりもTitienを好むだろう」”って、どういう意味なんでしょうかねえ、ドラクロワも模写やってるし。だいたい120歳まで生きる人あまりいない。(猫屋がティッティアーノとティントレット好きになったのは30歳になりたての頃でしたが、、、)

単なる“覗き屋”ですが、時々展覧会私見やってますので、カテゴリーで検索して読んでみて下さい。よろしく。

Sekko

アートを検索したら、メランコリー展とウイーン展の感想も見つけました。このふたつも、私も行きました。その感想を書いてます。よろしかったらお読みください。
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/bamboolavo/art.htm
 Titienの記事も近く書きます。ドラクロワの言いたかったのは、若い人は激しさとか奇矯なものを好むけれどTitienにはそれがなくて、でも何かauthentiqueなものがあるという意味らしいんですけれど、Titien の晩年の作はまるでドラクロワ調になり、画を線でなく浮き彫りで表出する固まりのようにとらえているので、すごく新しかったんだと再確認してます。

りよんくま

ど、ド・ヴィルパンさんのお嬢様ってモデルさんなのですか~??? 知らなかったー!
鼻が長いですねぇ。鼻から口元にかけて、なんかマンガに描かれるド・ヴィルパンさんに似ているような気がする...って失礼かも。。(汗)

猫屋

Sekkoさま、
サイト拝見いたしました。今週末は時間不足なんであとでちゃんと読ませてください。アタクシの美術経験は単なる“門前小僧”のレベル、だだ見てるだけの知識なしでごさいまする。ところで、L'Arétin肖像の前で、思わず“バルザック”とのけぞってしまいましたよ。

りよんくまちゃん、(くまのあとにはちゃんしか似合いません)
そうなんですよお。映画の端役もやってたみたいです。でも父親の対サルコ戦のせいで、ジヴァンシーのポスターも早々に引き上げになったみたい。モデル業はあのELLEでスタートしたようですが、いかんせんエル愛読者じゃないので見損ないました。しかし、そう言われるとそっくりですよね。

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