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2006-06-25

コメント

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エリート教育っていうのは、すごくフランスの教育の中には重要な位置を示していて、すでに、幼稚園から「お宅のお子さん、他の子と少し遅れているので、年中さんをもう一回 来年やったほうがいいと思いますよ。」なんていうことは、しばしばで それがまだ、幼稚園ならいいのだが、小学校になって子供事態、落第という意味が分かって来ると、ムズカシイ問題になる。そこへいくと日本の教育は、中学まではバカでも、遅れていても、ちゃんとみんなと一緒にに上に進めるので、精神的にも救われ、その間に成長して他の子に追い付くこともできる。 さて、うちにもそんな少しスローな息子がいるのだが、学年末に上にあがれるときいて、家族でサンバ、サンバ、もとい、ホっと一息これで、楽しい夏休です。そんなわけで、うちには、グランゼコルなどは、程遠いのですが、私の考えでは、ゼップの学校にいってても頭のいいい子っていうのは、いるので社会主義国フランスとしては、こういう子供達にも、もっとチャンスを与えてやれば、きっとドビルパンみたいなプルミエルミニストルとか、その前の首無しおじさんとか、ばかりでなく他のタイプにも、出会えるのではないだろうか?
だいたい、フランス人の文盲が多いというのは、このエリ−ト制度に問題があると思う。落ちこぼれた子はどうすればいいのか?これからは、この問題がますます増えていくと思う。すでに私の娘(8才)のクラスには、もう一年がんばりましょうといわれてしまった10才の子が2人、ほかのクラスにも2人。これは、教え方に問題があるのか、フランス語というのはむずかしいといってしまうのか? 弱肉強食、親になってみなければ、わからないフランス国の学校事情なのだ。 ねえ、猫屋殿!

猫屋

“首なしおじさん”ってラファランのことですか?雨降りの一日に“楽しい夏休み”維持は大変かとお察しいたします。これが9月4日まで続くのでしたか、今年は。

確かにフランス語は難しいです。学校の先生のなかには熱意を持った人も多いんだが、社会のあるいは経済環境の急激な変動にはついていけないわけだ。これはどこの国でも直面している問題だと思います。

かといって、フランス国で教育の産業化を進めても、それで上手くいくとも思えない。実際には、都市部での学校外教育産業は凄い勢いで発達しているわけだし、国家財政切り詰めの今は、落ちこぼれ対策を国は取れないでいる。。フランスでの出生率は高いわけだが、いやはやなんとも、これからどうなるのか。関係ない話だけど、仏国外相ドゥストブラジ、仏語しかしゃべれんのだそうです。医者だから外国語サボったんでしょうかねえ。

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