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2006-04-21

コメント

shiba

訳出お疲れさまです。
こちらも石油関係、ちょっと書きましたが、ぜ~んぜんアプローチの違う話で(笑)。ほんと、ガソリンも急騰してるみたいですけど、車がないからあんまり実感なし。
話がそれますが、パリもドラノエ市長がエコロジー化計画を進めてるけれど、そのせいで余計に車が渋滞するからナンセンスだとみんな言ってる、と言う同僚がいたことをふと思い出しました。都会に住んでいる人は公共交通手段を活用したらいいじゃん、と個人的には思うのですが。
しかし実際問題として、パリ市交通網改造計画、時期市長選までにちゃんと終わらないとパナフューにもってかれそうな気がします。

imasaru

Shibaさん(お久しぶりです)に横レス的になりますが、こんにちは。
パリのマイカー規制、朝日新聞(紙版、22日)が国際面の特集記事でとりあげてました。
市助役は2001年以来、自動車が13%減、公共交通利用が7%増と効果を強調しています(移動中に読書できたり、出会いがあったりして公共交通はイイヨみたいなことも)。来年導入されるという無料自転車レンタルが始まったら、いっそう街の風景とか変わるのでしょうかね。日本の半端な田舎町に住む自転車族の私には、制度遵守の意識が徹底されればよいことのように思えますが、ここでも『経済』が口を挟みそうですね(特に市長選の時)。そういえば私の市の審議会でも自転車専用道路とかに財界から反対意見が出てたっけ。
あと、同記事で気になったのはプチットレーヌ社の3輪宅配便。電動アシスト式で150Kgまで運べるってすごくない?時速10Kmぐらいの亀走行なのかもしれないけど。。。
(この話題、ネットでは読めないと思ったので書いたのですが、朝日新聞職場で読めるんでしたっけ?あ、日経に変わったのか? さらに余談ながら朝日はここ最近フランスの話題に相当紙面を割いています)

長くなりついでに浅田/康夫ちゃん対談からの連想で無理矢理→NHK BS放送のカンサンジュンがバンリュウを訪ねて昨秋の事件に関するルポをするという番組をみたのですが、不勉強さと完璧に他人事としてのコメントには激しく失望しました(いろいろな意味で期待した自分がバカでしたが)。

observer

 猫屋さん、はじめまして。既に何回もトラックバックさせていただいたobserverと申します。先日、shibaさんのところにも顔を出しました。
 猫屋さんが紹介された康夫ちゃんの対談を読んでいて、「コミュニティが機能すること自体は決して悪いことじゃない。でも、一歩間違うと危ないんだ。僕がいつも言ってるコモンズとかなり近いんだけど、参加する人たちがもっと自律しなきゃね。」というところにきて、ウーンとうなってしまいました。
 私が同じようなことを考えていたということもありますが、滋賀県で起きた事件にはとても考えさせられていたので、考えていたことをずばり言ってくれた康夫ちゃんはさすがだと思うと同時に、これほど政治的感覚の鋭い人が、サラリーマン的な感覚(保守的な常識)を持っていないと務まらないような、知事という職についているのは気苦労が多いだろうなといたたまれない気持ちにもなりました。
 康夫ちゃんの「やっぱり軍隊の国だからさ、日本は。」は名言です。一言で日本を表すのなら、それにつきると思う。

猫屋

shiba さま、masaru さま、つかマチウ・カゾヴィッツファンクラブの皆様、
該当記事へのコメントは今夜にでも書きます。まずはお返事。

エコロジー:21世紀は戦争なんかしてる場合じゃないはずなんですよね、本来。プログレスという言葉の概念自体が、インドや中国、南米やアフリカ・アジアでも共通項として多くの人々に理解されなければいけない。たとえば同じ音楽が世界中で聴かれてたりするんですから、絶対不可能なものではないだろう。同時に、政治・経済分野でできるところから手をつける必要があるわけだ、と思います。

あと3輪宅配便車、こないだソルボンヌ広場でオーバーヒートしてた小型トラックがそれ風のヤツでしたっけ。あと、NHKのカンサンジュンが何故かル・ペンと対談したらしい番組は、金沢のraidaisuki氏がシリーズで取り上げてます。→http://blog.goo.ne.jp/raidaisuki/m/200604

猫屋

observerさん、はじめまして。というかそちらにはちょこちょこお邪魔してます、こんにちは。
もう日本状況は私には追いついていけない。というか世界中でこんぐらかってる感じがしますが、母国のバブル破裂以降はとんと理解できない浦島状態です。ユニバーサルなレベルでの組織論的な物はあると思います。たとえば閉鎖したシステム内ではどうしても共食い化になっちゃう傾向とか。外部に『敵』を想定することで組織構造を強化するキャンペーンとか。そして各地域や共同体のそれぞれの特性や属性が、あるわけですよね。

日本について脱出して以来考え続けているのですが、わからない。おまけに猫屋不在の間に母国のほうがどんどん変わってしまう。固定した一国家概念というのはもともとないんだと考えますが、それをめぐるディベイトなり作家や歴史家などの仕事、それにもちろん教育が、これまでないがしろにされてきたんだろうと思います。そういった、一種のタブーが愛国とかの奇妙な言葉にいっぺんに集約されてしまったりする。

正式軍隊のない国が『軍隊の国』というのも、ため息がでちゃうわけですよね、なんとも。

ぴこりん

ただいま戻りました。

アルゼンチンは人も優しく食事もおいしく、大変満足だったのですが、本題のギター合宿で大変考えさせられることがありました。・・・「アメリカ人×非・アメリカ人」という構図です。私にとっては双方に友人がいるので、そのアメリカの友人のプライベートとパブリックでの振る舞いの変貌ぶり、それこそ傍若無人ぶりに、胃が痛くなる思いを何度も経験し、これまでになく辛い合宿旅行となってしまいました。
翻って石油問題、エネルギー問題のエントリを拝読し、世界の状況と今回見聞したことが呼応して頭がくらくらしています。楽しい話もあるのですが、頭がまだ混乱してblogを書く状態にありません。

猫屋

ぴこりんさん、お帰りなさい。ギター合宿だったんですね。南米では他にもオルター・グロバリ合宿とか哲学合宿とかもあるようです。行ってみたい(見るだけですが)。
米人の子供っぽさ、というか人懐こいところ、それが下手をすると鷹揚さや高慢ともなるかもしれない。もちろんフランス人でも日本人でも、どこでもそういった人はいますから一般化は出来ない。でも現在の世界状況では米国がどんどん“友人”をなくしてしまう傾向になって、同時に米国のモンロー主義サイドが強くなったりするわけでこれも困る、、、とまたしてもグルグルしちゃうんですが。

あまり考えすぎてもいけません。(小さな個人ひとりの考えで変わることもあるけど、世界のトンチンカン歯車がいっぺんに変わるわけでもないし。)まずは、やっとやって来た春をのんびり満喫してください。(こちら、今日は陽がさしたり急に雨になったりの不安定な一日でした。でも雷つきの大雨って本当は夏のものなんですがねえ、、とまた心配になったり)

imasaru

ね式初の写真タグ貼り成功なるか?てか、こんなことしなくても普通に写真は投稿できるのですか?
http://imasaru.typepad.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/img001.jpg

三輪車/変種のリヤカーにしか見えません。

まずかったら削除しるブプレ。(すみません、お気楽で。。。)

猫屋

ども、HTML有効にしたはずだから貼れないことない、かも知れない。やったことないけど。
やっぱ、ピザ宅配用改造自転車みたいですよねえ。
これに比べるとソルボンヌで見た(知ってる人今じゃ少ないだろうけど)オート三輪はメルセデス・ベンツ級です。

imasaru

あわわ。カンサンジュン関連リンクのお礼、忘れてました。ありがとうございました。(読後消してくださっていいですよ)

shiba

めちゃめちゃ遅レスですみません。
プティット・レーヌ、わかりました!仕事(パリ中心部)に行くとき、よく見かけます!あれっててっきり普通の自転車(三輪だけど)だと思ってました。後ろにあんな大きなハコ引っ張って、体力いるだろうなー、すごいなーって。電動アシスト式だったんですね、なるほど~。
え~っと、だから多分、速さは普通の自転車と同じくらいだったと思います。
リヨンでは、貸し出し自転車(有料だったかな?それとも制限時間内に返せば返金だったか…)のスタンドがそこここにあって、かなり活用されている様子でしたよ。夏なんかは、すごくいいですよね。あー自転車乗りたいなあ。

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